8 posts categorized "デジハリ"

2011/05/03

2つの卒業 その1 デジハリ

気づいてみればゴールデンウィークだ。新年度が始まって1ヶ月が過ぎた。

3月から4月にかけ、例年なら桜の開花の気配にワクワクしつつ、
「新しい年度が始まる」という高揚感でいっぱいになる。
1年のうちで最も好きな季節だ。

だけど今年は大地震によって年度末の行事の予定が狂い、
何よりも日々震災や原発事故のニュースに触れながら非日常的な気分のまま時間が過ぎて行き、
いつもの春の気分にはなれない春だった。

それでも、4月になってから迎えた2つの「卒業」でやっと、
去年とは違う毎日を送っているという実感がもてるようになってきた。

卒業したのは、専門学校と『そめけん!』。
どちらも去年の春から1年間ほど私の生活の中の大きな部分を占めていた要素だ。
今日は専門学校のことについて少し振り返っておこうと思う。

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2010/12/27

jQueryでFlickrのフォトギャラリー 作り方メモ

先日学校で「自分の写真を見せるフォトギャラリーサイトを作る」という課題が出ました。

その時ちょうどjQueryとAPIを使う練習をしたいと思っていたので、jQueryでFlickrのAPIを使って写真を表示するサイトを作りました。
初期表示では私が撮った写真が表示されますが、キーワードとタグで他の人の写真を検索して表示させることもできます。

以下、APIの使い方や参考にしたサイトなどのメモです。

Flickroll -Flickr photo gallery -
FLICKROLL1

FLICKROLL2

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2010/09/03

「ヒマナイヌバー」ホームページをつくりました

4月からデジハリの本科Webクリエイティブ専攻という1年間のコースに通っていますが、7月・8月で中間課題の制作、というのがありました。

実在でも架空でも良いので、何か「お店のサイト」というものをひとりで作り切る、という課題です。

私は知り合いがマスターをしている「ヒマナイヌバー」さんのホームページを作らせていただき、先週無事、公開されました。昨日、頼まれたページ追加という更新作業も終え、ほっと一息ついたところなので、この中間課題について振り返ってみたいと思います。

Home_s

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2010/07/04

デザインセンスを求めて…

しばらくデジハリでの勉強のことなどを書いていませんでしたが、学校には真面目に通って、いろいろ出される課題にも一生懸命取り組んでいます。

今までやってきた、および現在取り組み中の課題はこんな感じ。

  • キャラクターイラストのトレース(Illustrator使用)
  • 地図のトレース(Illustrator使用)
  • ADカード(Illustrator、Photoshop使用)
  • アニメーションGifのバナー(Fireworks、Illustrator、Photoshop使用)
  • 自分の屋号のロゴデザイン(Illustrator使用)
  • 自分の名刺デザイン(Illustrator使用)
  • お店のWebサイト制作(Illustrator、Photoshop、Dreamweaverなど使用)
名刺がもうすぐ完了で、Webサイトはコンセプトやサイトの構成を考え始めたところ。
これらを通してソフトは大分使えるようになったし、HTMLやCSSもかなり理解した!

でもねぇ、そういうのは分かってもデザインのセンスって着々と身についていくものではないし、クラスの他の子がすごくかっこいいのを作ってきたり、全然思いつかなかったようなアイデアを盛りこんでたりすると、ガーン、と落ち込みます…。

そんなわけで、最近は「デザイン力を身につける」的なテーマの雑誌などを見るとついつい手が伸びる…。
こんなものを買い込んでおります。

Pen (ペン) 2010年 6/15号 [雑誌]
ブレーン 2010年 08月号 [雑誌]
+ DESIGNING (プラスデザイニング) 2010年 08月号 [雑誌]

印象に残ったのは『pen』の深澤直人さんのページ。
発想はトレーニングでできるようになるが、それを具体化するには経験値が必要、という話と、視覚的なものばかりに意識を向けるのではなく、デザインの役割としては「目で魅了して、近寄らせて、触らせて、満足させなければいけない」ということ。

あと、『ブレーン』は「クリエイターのマル秘プレゼン企画書」という特集なんだけど、日産自動車でずっと宣伝を担当してきた野口さんという方が、プレゼンを受けるクライアントの立場として、企画の良し悪しを見極めるポイント(翻って、プレゼンする側が気をつけるべきこと)を語っているページがスゴク良かったです。(『もうひとつのプレゼン―選ぶ側の論理 』という本も出されているみたい)

深澤さんの言われている、アイデアを具現化できるためには経験、習練が必要というのは本当に実感しているところで、「こういうものを作りたい」という思いとそれが作れそうなツールがあっても、実際に手を動かしてみると思った通りのものを作れないんですよね…。
まだこれらを全部読んでませんが、レイアウトとか色とかフォントのセオリー的なものは特に新しく学ぶことはなかった。
だから、誰かに教えを請うと いうよりは、たくさん試行錯誤すること、たくさん良いものを見ること、しかないのではないかと思いました。

ちなみに最近作ったものでこれは割と気にいっています。

Someken_adcard

ADカードの課題でテーマがいくつかあるうち、「自由テーマ」があったので、「そめけん!」というモチーフを使ってタイポグラフィでカッコいいやつを作ろう!と考えました。
この目標は自分なりには達成できたと思う。
ただ、もし目的が『そめけん!』という番組を知らない人に手にとってもらい、ぜひ観たいと思ってもらう、というものであったらこうは作らなかったし、もっと難しかったと予想…。

次の課題であるWebサイトは、実在の知り合いのバーのサイトを作らせてもらうことになったので、実用的でかつデザインのいいものを目指してがんばります。

2010/04/25

課題=修行

先週、学校で初めての課題提出がありました。illustratorでイラストのトレースをする、という課題。

イラストは好きなキャラクターをネットで見つけてくるようにとのことで、私は「鉄腕アトム」にしました。
昨年の生徒たちの提出物など見せてもらうと、描かれたキャラクターの人数も、背景などの描き込み具合も人それぞれ。
それを見た私たちはやる気と負けん気を刺激され、それぞれに頑張った!
私は「鉄腕アトム」に出てくる複数のキャラクターを描こうと思ったのですが、複数キャラクターの集合した絵となると、トレースできるくらいの大きな画像がなかなか見つからず、結局主人公アトムの色々なポーズを描くことにし、最終的にはA4サイズの用紙に5体のアトムが並ぶ状態になりました。
描いているうちにアトムに愛着が湧いてきましたが、使う色の種類が少なく、特に肌色の面積が大きいもので、最後はちょっと飽きたという噂も…
(^^;

提出はまずA4の用紙に印刷したものを持っていって、みんなでお互いに見せ合い、その後データでも提出、という形でした。
いやー、みんなすごく頑張ってましたよ。登場人物がいっぱい!というパターンと、登場人物は少ないけどすごく細かく描き込まれているパターンと、それぞれすごい人がいました。

私は自分ではたくさん描いたつもりだけど、背景が真っ白だったのでいまいち見栄えがしなかったなー、と反省。。。


さて、次の課題はもう一丁illustratorでのトレースです。
今度のお題は「壮大な地図」。

これまた昨年の例を見せてもらうと、ドラクエの地図をこまかーく作ってる人とか、GoogleMapの写真を下敷きにきれいな地図を作っている人とか、またまたすごい。
「壮大な」という修飾語からしてもう、「適当なもので済ませるなよ」というプレッシャーに感じます。

で、今学生達はそれぞれ「どんな壮大な地図を選ぶか」で悩み、壮大な地図を選んだら選んだで「壮大すぎて終わる気がしない」で悩み…、でもGW明けが提出日になる上、GW中は学校の教室が使えないので正に今、頑張ってます。

私もなんとかモチベーションのわく題材を選んで、現在チクチクやっております。何を描いているかは、また提出後にでも…。


課題って、「卒業する単位を取るためのもの」なのであれば、最低限の条件を満たして手早く終わらせちゃうっていう手もあるわけですが、今私たちがやっているのはそうではなくて、たくさんツールに触れて、少しでも早くそれに慣れるための修行なんですよね。だからここでラクしてもしょうがない。締め切りに間に合う範囲で、時間がかかることをやらなければ、と思ってます。

私、独学だったらきっとこんなに頑張れない。
資格をとるための暗記、とかだったら結構ひとりで勉強する自信はあるんですが、テクニックを習ったその後のトレーニング(反復練習とか)が重要なこういう学びは、なかなかひとりでは難しいわ…。
 締め切りのある課題を提示され、先生からのプレッシャーや周りの学生に刺激されてやっていけるというのが、学校に通う良いところのひとつだなー、なんてリアルに実感しています。

2010/04/09

初めての授業

昨日はデジハリの第1回目の授業でした。

事前に配布されていた予定表ではAdobe illustratorの実習となっていたのですが、みんなの自己紹介と、講師の先生から学校のPC環境や今後の心構えなどの全般的な説明と、実習で、だいたい1/3ずつくらいの時間配分でした。

クラスメートは思ってた以上に人数が多くて、40人くらいかな?
ひとりひとり自己紹介があったのですが、大学卒業してすぐ、という人も結構いて、全般的に若い。確認はできなかったけど、私、一番年上かも…。

仲良くやっていけるかなー、とちょっと不安になったりしたけれど、休み時間にはお互い声をかけあって和気あいあいとした雰囲気に。
1年間一緒にすごしていく仲間だから、良い関係を作りたいってみんな思ってるだろうし、ここで学びたいという共通の目的があって来ているので、話題探しに困ることもなく、結構楽しかった!


先生からの説明では、「近々こんな課題が出ますよー」ということで昨年の受講生が提出した課題をいくつか見せてもらったのですが、結構手がこんでいてキレイにできていて、衝撃でした。
こりゃ大変そうだ…。

でも、そういうのがないと、illustratorとかphotoshopといったツールになかなか慣れることはできないのよね。

最近、村上龍の『13歳のハローワーク』の姉妹本みたいな『13歳の進路』という本が出ていて、本屋さんでパラパラと見てみたところ、進路として「専門学校」を選択する場合は、膨大に出る課題に耐えてやり抜くことができるかどうか(そこまでしてその進路を選びたいのかどうか)考えてみると良い、というようなことが書いてありました。(かなりうろ覚えだけど)

それぐらいできないんだったら、職業になんてできないよ、ってことですね。がんばろう…。


illustratorの実習では、「マウスで操作するのではなく、ショートカットを覚えるように!」とすごく言われました。それが仕事の速さに直結するのだと…。

私はちょうど、illustratorやphotoshopをPowerPointやExcelと同じくらいスムーズに使えるようになるぞ!と目標をたてたところだったので、そういうことを教えてもらえるのはありがたいです。

PowerPointやExcelって、会社ではショートカットキーとか便利な関数とかいっぱい覚えてすごく便利に使っていました。
それは10年以上毎日のように触れるソフトだったから、ということに加えて、人が操作しているのを見る機会が多かったということも言えると思います。
例えば先輩がExcelを操作しながら説明してくれている時に、「あ、こんな便利な機能があるんだー」って気づいたりして、そういうのをどんどん真似しているうちに、できることが増えていくんです。

アドビのソフトに関してはそういう機会がなかったから、独学ではなかなかコツが身につかないままでした。これからはどんどん吸収しなきゃ。そういう意味では、制作会社でのアルバイトとかもしたいなぁ、と思ってます。

2010/04/04

入学式

今日はデジハリの入学式でした。

スクール、大学、大学院合同の入学式ということで、大学生は保護者の方もいらしてたりして大人数でした。合同でやるのは今年からということで、私が3年前にデジハリ大学院に入ったときはかなりこじんまりした感じで、あの時とは全然違う!

入学式に引き続いて、昨年度の学生が作った作品の中から優秀作を紹介し、グランプリを発表する「デジタルフロンテイア グランプリ2010」が開催されたんですが、これから入学する学生たちがみんなでこれをみるというのは、とても刺激になっていいですね。

私も、Webの作品を見ながら1年度にこんなものが果たして作れるんだろうか? いや、作りたい!と、思いを新たにしました。

入学式で印象に残ったのは、やはり杉山学長の話。

「デジタルコミュニケーションを操る側に立つ人は、自分の人生を自分で決めてやりたいことをやっていく力を持つことができる」というようなことをおっしゃっていて、まさに私はそういう力が欲しくて、学校に行こうと思い、でもやっぱりこのご時世、この選択でよかったのか?と考えることもあるので、学長に背中を押してもらった感じがして、うれしかったのでした。

2010/04/01

入学ガイダンス

この4月から1年間、デジタルハリウッドでWeb制作を学ぶことになりました。11年やってきた社会人をちょっとお休みして、いろいろ模索する1年が始まります。

入学式は4日ですが、今日は入学ガイダンス。

「入学」という響きにワクワクしつつ、ドキドキもしながら学校へ。何にドキドキって、同級生たちはどんだけ若いんだろう、、、ということです。高校卒業したてだったら、一回り以上違いますからね!

なんですが、今日はみんなの年齢層というのはよく分からずに帰ってきました。

会場はかなりいっぱい、椅子と椅子の間があまりない状態で、キョロキョロする余裕がなかったし、休み時間も短く、最後は写真をひとりずつ撮影して流れ解散だったので、周りの人と話す時間もあまりなかったのです。

途中アイスブレークということで、隣の女の子とは自己紹介しあったり、帰りにはメアド交換したりしましたが、彼女は若いけど社会人経験はありでした。

まあでも、みんなWebクリエイターという目標は一緒だし、雰囲気的にはあんまり年齢なんか気にしないでもやっていけるかな〜、と思えました。

ガイダンスは、施設や受講のルール、就職サポートに付いての説明なんかと、第1回目の講義ということで、「基本的な学び方」といった感じのお話がありました。

内容はこんな感じ。

  • 学んだことが身につく度合いは 印象×学ぶのにかけた時間 による。なるべく印象深い方が短期間で身につく。また、人に教えることが学びになる。
  • 発想力を鍛えていくことが大事(鍛えるための具体的な方法をいくつか教えてもらった)。
  • 目標に向かってやるべきことをロジカルに考えて行動すること。

あと印象に残ったのは、「A4のクリアファイルを買うように」といわれたこと。

自分で作れるものは作ること(例えば名刺とか年賀状とか)。それから、コンテストとかにもどんどん参加してみる。そうやって作ったものをどんどんファイリングしていくこと。

今から意識的にポートフォリオを作っていかないと、就職活動の時になってから何とかしようと思ったら大変ですよ、という話でした。

そう、クリエイターの仕事はポートフォリオが大事ですね。

A4クリアファイルはたぶん家にあるから買わなかったけど、自分で作れるものは作るというのは、やらねば!と思いました。このブログのデザインもオリジナルにするとかね(XHTMLとCSSの授業受けてからやるつもり)。

会社で働いているときは4月1日に街に出てるというシチュエーションはたぶんあまりなかったのですが、今日は歩いていると新入社員らしきスーツの若者の団体がそこここにいて、さらにフレッシュな気持ちになった、そんな日でした。

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