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6 posts from 2010年5 月

2010/05/26

『17歳の肖像』で青春時代へ…

今日は水曜レディースデイということで、朝イチから映画を観てきました。

最近水曜日の授業が13時からなので、学校に比較的近い映画館で12時過ぎまでには終わる映画という理由で『17歳の肖像』を選んだんですが、これがものすごくツボにはまったのでした。

1960年代のロンドンですごす16歳(映画の中で17歳の誕生日を迎える)の女の子の話で、当時は女子が大学に行ったとしてその後なれるものといったら教師か公務員くらい。私が十代の頃とは時代も環境も違うんだけど、思春期の女の子のキモチや状況、ものすごく共感できるものがあって胸がキュンキュンでした。

それは例えば、大人の世界への憧れや、自分は何にでもなれるというあまり根拠のない万能感を感じているかと思えば急に不安になったりする気持ちや、親の言うことが納得できないけれど逆らえないという状況といったもの…。

ストーリーは途中から予想外にヘビーになったけど、最後は前向きなラストを迎え、さわやかで良かった!(もしかしたら男性からすると、ラストの主人公のモノローグは爽やかというよりは「女って…」と思うかもしれないけど)

すっかり思春期の女の子の気持ちに引き戻されてしまったけれど、私はもう17歳には戻れない。となれば、主人公のことを本気で黄にかけて最後に重要な役割をする英文学の先生のような、素敵な大人でありたいな…。

観てない人には訳の分からない文章ですみません。
映画の始まりの出演者やスタッフ名が表示されるあたりの画面のデザインも素敵でした。機会があればぜひ観て欲しい映画です。

『そめけん!』5月25日第7回放送しました

昨日の『そめけん!』(Ustreamアーカイブはこちら)では、「そめニュース」コーナーでSkypeで生インタビューという新しい試みをしました。

第3回目の放送にゲストできていただいた内山幸樹さんが先週末に「ハッピー大仙人プロジェクト」という挑戦を始められ、ぜひそれを応援したいと思い、当日急遽インタビューさせていただくことになりました。

そのプロジェクトとは、内山さんの人生の成幸(”成功”ではなく)を応援する、という署名を3日間で1000人分集めるということ。それが達成できたら以下のことをやります!と宣言されました。

今問題になっている、宮崎の口蹄(こうてい)疫問題に関して、
今週末に、私自身が実際に宮崎に行って、
マスメディアを通さず、自 分の目線で僕たちに何ができるのか?を見極め、
私がこの15年で培ったITの技術・ノウハウと、人脈を利用して、
現地の状況、何が課題な のか、何ができそうなのかを発信し、そして私ができることを実行します。

詳しい内容と現時点での結果については内山さんのブログをご覧下さい。

    【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

    【結果速報】←【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

このプロジェクト、もちろん私も署名に参加したんですが、この時代に、しかもIT企業の社長をされている方が、手描きの署名を集めるというところにびっくりしました。
「RTしてください」とか「専用フォームから入力してください」とかと比べるとかなりハードルが高い。
でもだからこそ、署名が届いたときに伝わる気持ちがあったと思うし、逆に署名の呼び掛けにはソーシャルメディアを大活用されていて、アナログな部分とネットと融合した活動であるところが面白いと思いました。
また、署名が集まったときに協力者へのお返しとして何ができるか、上記の「口蹄疫問題に対して行動を起こす」ということは活動の3日目になって出てきた方針だったのですが、そこに到るまでの過程がブログにかかれていて、それを読むと内山さんにとってのこのプロジェクトの意味みたいなものが見えてきます。それが率直に書かれていることに共感しました。

目標には届かなかったかもしれませんが、きっと何らかの行動を起こされると思いますので、『そめけん!』としてもご協力できることがあればしたいな、と思います。

☆☆

昨日は久しぶりに小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーもありました。

JImdoを使って作っているアクトリーグファンサイトは少しずーつ構造が見え始めている感じ。
昨日はのりちゃんから、このサイトのタイトルヘッダ部分の画像を視聴者に募集するというソーシャルメディアっぽい告知がありました。

詳しくはこちら。
読めるかな? タイトルも入った850×1891ピクセルの画像で6/15までに応募お願いします。タイトルは英語でもカタカナでもひらがなでもいいそうです。
送付方法などもっと詳しいことは、この後 http://actleaguefun.jimdo.com/ で発表予定です。

Funsitekokuchi

それから、「らぶヒゲガール」で有名なのりちゃんは今後「グワシライダーズ」という女の子2人のユニットを結成するらしいです。(謎…)
上記ファンサイトの画像が採用された人には、特典としてアクトリーグにご招待のほか、このグワシライダーズの動画収録の現場に潜入させてもらえるらしいですw

☆☆

「そめトーク」はゲストにフリージャーナリストのチバヒデトシ(@chibahide)さんに来ていただきました。


チバさんには、私たちソーシャルメディア研究会が開催しているイベント「ソーシャルメディアとアート」でご登壇いただいており、アートとデジタルのクロスする部分で色々な取材や活動をされています。
昨日も、冒頭にソニーの「make.believe」のキャンペーンイベントにおいてイベントの様子をTwitterでライブで発信し、逆にTwitterでの視聴者の声を会場側につたえるという「ライブツイート」という役割をされていたとか。確かに、これからのイベントではそういう役割の人が必要ですね。

上記は企業のアートイベントですが、美術館などでもソーシャルメディアの活用はとても盛んなのだそう。

昨日は例として以下のような美術館やアート関係者のメディアや試みを紹介していただきました。

・河口龍夫展アカウントhttp://twitter.com/kawaguchitatsuo  
 河口展のレポート(マイコミジャーナル)
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/16/KawaguchiTatsuo/index.html
 これが日本の展覧会としてTwitterのアカウントを持ってコミュニケーションした初期の事例で、その後1年たたずに、他の美術館などでもTwitterの利用がものすごく広がったそう。

・ボストン美術館浮世絵名品展アカウントhttp://twitter.com/ukiyoeten
 こちらは8月からの展覧会のアカウントでまだフォロワー数少ないですが要チェック。
 6月10日の記者発表会はUst中継するそうです。

・森美術館アカウント
 http://twitter.com/mori_art_museum

 南條館長アカウント
 https://twitter.com/fnanjo

 森美術館では開催中の「六本木クロッシング2020展」において、観覧者が作品を写真にとって、それをFlickrに投稿してよい、といったことが実施されているそうです。
 これは超先進的な取り組みですね!

 Flickr:「六本木クロッシング2020展」公式ページ
 http://www.flickr.com/groups/moriartmuseumrx2010

また、「オルセー美術館展」などiPhoneアプリを作っている展覧会、美術館も結構あるみたいで、私も早速使ってみたいと思いました。

お話を聞いていて思ったのは、ソーシャルメディアと美術館のユーザーコミュニケーションというのはとても相性がいいのかも、ということです。
展覧会情報や、アーティストの情報などは企業の商品PRなんかよりもユーザーにとっても「届いてうれしい」情報になりえるし、逆にアート関連の情報は既存メディアでは取り扱いが小さく、かなりアンテナを貼ってないと入ってこない。また、今までだったら自分のアンテナに引っかからないような情報も、Twitterで話題になっていたら行ってみたいな、という気持ちになったり。

チバさんには、次回6月19日の「ソーシャルメディアとアート」にも参加していただきますので、ご興味ある方はぜひこちらをご覧下さい。

 6月19日「ソーシャルメディアとアート」開催概要

☆☆

次回は、ゲストに株式会社スパイスボックスのR&D門スパイスボックスラボラトリに所属し、最新の技術を用いたコミュニケーションについて研究、実践中の神部竜二(@rkanbe)さんにおこしいただきます。

神戸さんはmixiアプリ開発の先駆者として、4月に「mixiアプリをつくろう!」という書籍を出版。
次週『そめけん!』では、ソーシャルアプリとは何で、どういったところに可能性があるのか、
初の著書を出すにいたった経緯などをお話いただきます。

ご質問があればぜひハッシュタグ #someken でTwitterに投稿をお願いします。

<次回放送>
 5月 8日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!


2010/05/20

『そめけん!』5月18日第6回放送しました

火曜日の「そめけん!」は、「今週のそめニュース」と「そめトーク」の2コーナー構成でした。
こちらから録画を見られます。

(小山典子ちゃんの「そめチャレ」も予定していたのですが、典ちゃんに急な仕事が入った人のことで残念ながら見送りでした。来週は出てくれるんじゃないかと思いますので、皆さんお楽しみに^^)

☆☆

「今週のそめニュース」は当日生まれたフレッシュなニュースを3つ取り上げました。

ひとつめは、ソフトバンクの新製品発表会のこと。
『そめけん!』放送日の日中に開催され、Ustreamでの中継のユニーク視聴者数は8万8,300人のぼったそうです。
「そめニュース」として注目したのは、ソフトバンクが夏モデルとして販売する携帯に、公式のアプリとしてTwitterアプリを搭載するという発表。これはますますTwitterユーザーが増えそうですね。
また、米Ustreamと共同で、アジアでの事業展開を目的とした合弁会社「Ustream Asia株式会社(USTREAM Asia)」を設立することに合意したと発表がありました。詳しいことはまだ分かりませんが、今後の展開に注目です。
参考)ソフトバンクのプレスリリース:USTREAM Asiaの設立とiPhone向け日本語版アプリケーションの提供について

ふたつめは、消防庁がTwitterを使った災害情報の受発信を始めるというニュースです。
消防庁のアカウントは「災害情報タイムライン」で、Twitterの認証を受けた公式アカウントだそうです。
情報発信者の位置情報なども取得すれば、非常に有効に使えそうですし、Twitter上でやり取りすることで(正確性は保証されませんが)行政の対応がオープンになるということにとても意味があると思います。

3つめのニュースは、野村総合研究所が発表した「ソーシャルCRMのロードマップ」を取り上げました。
ロードマップの詳細はリンク先を見ていただくとして、現在企業のソーシャルメディア利用についてはどちらかというと販促やキャンペーンでの利用を念頭に語られることが多い印象です。ですがこのロードマップではソーシャルメディアの黎明期(2010~2011年)、発展期(2012~2013年)は主に顧客サポート業務における利用が進み、普及期(2014~2015年)になってやっと、ソーシャルメディアをマーケティングキャンペーンや販売機会の拡大に利用することが可能になる、と予測しているのが面白いと思いました。
「顧客サポート業務」におけるソーシャルメディアの利用、アメリカの企業の事例などはちらほら聞きますが、日本ではあまり聞いたことがありませんね。もっとそっちの用途で使おうよ!というITコンサル側からの主張なのかな…。

☆☆

「そめトーク」のゲストはデジハリ大学院教授の三淵啓二さん。

三淵さんというと、3次元仮想世界「Second Life」の研究と実践で非常に有名な方で、今回の放送でもSecond Lifeの画面を見せながら色々説明していただきました。
放送中、視聴者の方もSecond Lifeにログインして三淵さんのアバターがいる場所に集まってくださり、アバターたちはダンスフロアで踊りまくり、非常に賑やかでした!
Ustreamの画面にはリアルな三淵先生と、Seconr Lifeの中のアバターとが映り、さらにTwitterでもやりとりがあり、いろんな世界が混じってなんとも他レイヤーな放送となりました。

以前から『そめけん!』をご覧になっている方には、なんで『そめけん!』でSecond Life?と思われたかもしれないですが、仮想世界って、「ソーシャルメディア」という言葉が出てくる前から正に「ソーシャルメディア」だったし、今Webで起こりつつあることを先取りしているよね、という話なんです。

既存のメディアや企業ではなくてユーザーが作るコンテンツ、ユーザー同士のコミュニケーションが大きな要素になっているのが仮想世界。これは確かにソーシャルメディア意外の何者でもないという感じです。
また、もう一つ大きな要素としてSecond Lifeには「リンデンドル」という仮想通貨ではありますが、微小決済のしくみが用意されていて、ユーザーは自分の作ったコンテンツを自由に値付けして売ることができるというのも大事な要素だ、というお話でした。
仮想世界以外の状況を見てみると、App Storeで個人がiPhoneアプリを売ることができる、といったようにすこしずつそういうしくみができつつあるのが現在の状況。例えば電子書籍やネット上の映像コンテンツ売買のしくみができれば、出版社や放送局だけでなく個人がごく低額でコンテンツを売ることもできるようになるでしょう。Second Lifeではたくさんのコンテンツを制作し、少額でもたくさんのユーザーに購入されることでかなりの収入を得る人が出たことを考えると、文章を書いたり映像を作ったりして大きな売り上げをあげていく個人も誕生するのかもしれません。

このような状況の中で個人のクリエイターとしてやっていくには、その各個人がマーケティングやコミュニティづくりができる必要がある(いわゆるセルフブランディングの必要性)、というところを深く検討したかったのですが、ちょっと時間切れでそこまで話を進められませんでした。残念…。

あまたある個人クリエイターのコンテンツの中で、自分の作ったものをいかに知ってもらい、欲しいと思ってもらうか、その方法についてはSecond Lifeの事例はとても参考になりそうなので、三淵さんにはそのうちぜひ続きのお話をさせてもらいたいな、と思いました。

☆☆

次回放送は5月25日(火)21時からです。
ゲストは、ジャーナリストのチバヒデトシさん。
ソーシャルメディアとアートについて、いろいろお聞きします。

 http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!


※『そめけん!』をやっているソーシャルメディア研究会では、「ソーシャルメディアとアート」というワークショップをこれまでに2回開催しており、チバさんにはその両方で登壇いただいています。
「ソーシャルメディアとアート」の録画もありますので、ぜひごらんください。
第1回 ソーシャルメディアとアート
第2回 ソーシャルメディアとアート

2010/05/13

映画&写真の日

水曜日は映画の日!のはずだったんですが、先週は旅行中、その前の週は課題制作で余裕がなくて行けず、今日は3週間ぶりに映画館に行ってきました。

3週間前は『マイレージ、マイライフ』を観ました。その前の『第9地区』とうって変わって気軽に観られるタイプの映画。
ちょっとダメな大人の日常の話っていうジャンルは好きなんですが、ジョージ・クルーニーがその「ちょっとダメ」な感じの役にはまってて良かった!
観なきゃ損、とまでは言いませんが、楽しく観たいときにおすすめです。

今日は『アリス・イン・ワンダーランド』を観てきました。
3DCGは楽しめましたが、ストーリーに引き付けられるところも驚きもないというか…。
キャラクターの魅力を感じたのはジョニー・デップのハッターというキャラクターは魅力的でしたが、他のキャラクターもみんな個性的なのにそれが活かされていない。
ティム・バートン監督だから期待したのに残念だ…。

あと、今日は写真の練習をしようと思って、映画の後は普段降りない駅で電車を降り、ブラブラと撮影をして歩きました。
この間の青森では人が少ないシーンが多くて、遠慮なくバシバシ撮れたのですが、街中だと人目が気になったり、人が写ってしまうのが気になったり、なかなか自由に撮れないですね。
よい写真を撮るには度胸が必要だと思いました。
それでも、天気が良かったし面白い公園を見つけたりして、気づけば2時間くらいで200枚あまり撮ってました。

団地の片隅の花Flower

昼間の星
Tire

団地を襲う怪獣
Monster

写真、なかなか楽しいです。
でも、今ちょっと悩んでるのがカメラの持ち歩き方。
私、会社のIDカードを首から下げているだけでも肩がこるくらいものすごく肩こりで、一眼レフを首から下げて歩いたら、当然首と肩がつらくなって、そのうち頭痛までしてくるんです…。
これを我慢しながら写真を撮り続けるのは辛いなぁ。

そんなわけで、こんな商品を買おうかどうしようか迷い中。効果あるのかしら。 



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2010/05/12

『そめけん!』5月11日第5回放送しました

昨晩は2週間ぶりの『そめけん!』放送日でした。こちらのアーカイブから観られます。

配信側としては今までの中で一番もりあがった放送で、一晩たった今も興奮冷めやらない私です(^^;

☆☆☆

まずは第1回放送に出演してもらったイケダハヤトさんとの「海外のそめ」コーナー。
昨日は、先月からFacebookに加わった新機能「オープングラフ」「いいね(Like)ボタン」が今後のソーシャルメディア、Webに大きな影響を与えるだろうというお話をしてもらいました。

※Facebookの変更についての参考記事
 「検索」から「つながり」のウェ ブへ=Facebook公式ブログが新機能を解説【湯川】| Tech Wave

※イケダさんの考えるWebへの影響
 Facebook が実現する「パーソナライズド・ウェブ」

これまで私たちがWebで情報を探すとき、Googleなどで検索して探す(=検索エンジンに評価されているサイトを見る)ことが多かったわけですが、検索エンジンや世の中一般に評価されているということではなく、自分とつながっている人が評価している情報を見に行くことが多くなっていることは、Twitterを使っていても実感してます。Facebookがこの状況を加速するのかも。

Facebookはもしそれが国だとしたら、中国とインドに続き3番目に人口が多いことになると言われるほどポピュラーなサービスになってますが、日本ではまだ一部の人しか使っていないという印象。
でも、この変更によってFacebookに登録していなくてもFacebook外のサイトで「いいね」ボタンやオープングラフを利用したサービスを目にする機会が増えて、日本におけるFacebookの状況も変わってくるかもしれません。また、これを受けてmixiなどは今後どうなっていくのかも気になりますね。

☆☆☆

後半「そめトーク」のコーナーは、田中さんと私とはデジハリ大学院でつながりのある松本さん(@t_matsumoto)と渡邊さん(@fwatanabe)をゲストにお迎えしました。

松本さんは「なまはげ」のおめんで登場!
Guest

おふたりは資源リサイク ルや環境コンサルティング、森林再生などを手掛けるアミタグループで働きつつ、個人の活動としてデジハリ田舎実験室という活動をされてます。
それがきっかけで地域活性化に取り組む秋田市や横手市の皆さんとつながりができたということで、昨日はTwitterによる街おこしに取り込む秋田県横手市のYokotterの活動を紹介してもらいました。

渡邊さんが横手まで出かけてYokotter代表の細谷さん(@hos0327)にインタビューをされたということで、その映像も交えつつ話をしていたところ、Yokotter関連の皆さんからのTwitterでの書き込みが続々と!
その書き込みを見ていても、皆さんが横手市に愛着をもち、Twitterでの交流をとても楽しんでる雰囲気が伝わってきて、一気にYokotterのファンになってしまいました。
なんと今朝にはそれをTogetterでまとめてくださった方もいるので、ぜひ見てみてください。(まとめてくれたのは、横手の方ではないみたい)
 『そめけん!第5回放送のつぶやきをまとめました。』


番組内でも紹介したのですが、「#yokote」とついたTweetを毎日紹介しているYokotterのスタッフブログ「Yokotterのつぶやき」が本当に素敵です。
あるハッシュタグがついた投稿を集めてみせるだけなら機械的にできるのだろうけど、このブログはたくさんある投稿の中から良いものを選んで、コメント付きで載せています。取り上げられた人もとてもうれしいでしょうし、これまでYokotterを知らなかった人がこのブログをみてもなんとなく状況がわかったり役に立つ情報が得られるのです。
また、コメントや、つぶやきをピックアップして紹介する目線がとてもあったかい。

「ソーシャルメディアを地域活性に活用」って「Webを地域活性に活用」とどう違うのか、正直いってよく分からなかったのですが、昨日の放送を通して、すごく納得がいきました。
同じ情報発信でも、新聞社などの大手メディアが伝えるのと、地元の人達が自分の言葉で話しているのを目にするのとでは全然違った近しさが感じられるんですね。
松本さんが、上のブログに取り上げられていた素敵なつぶやきを読んだことで、実際に横手を訪れたときに「あのつぶやきを書いたお父さんがいる街、あの息子が帰ってくる街」という特別な場所に感じられた、という話をしていました。
「消費はモノからコトへ」、「モノとしての価値に加えて物語性(コト)が付加されることで価値の高いブランドが生まれる」なんてことが言われますが、Yokotterの活動は正に横手市の物語を生み、ブランド化に成功している。それに感化された私たちは昨晩、秋田出身者でもないのに「秋田の宣伝番組かと思った」なんて言われるほど秋田について熱く語ってしまったわけです。

こういう取り組み、きっと秋田だけではなく全国のあちこちで生まれているのでしょうし、今後どんどん広がっていくのだと思います。
そうやって魅力的な地域が増えれば、そこに住んでいない私たちにも訪れる楽しみが増えるわけで、とても楽しみです。
とりあえず、私は横手に行ってよこまきを食べたい!

☆☆☆

さて、次回放送は5月18日(火)21時からです。
ゲストは、デジタルハリウッド大学院教授のさん。
ソーシャルメディアとして、仮想世界を取り上げ、仮想商品、仮想通貨など、ソーシャルメディアを通した新しい情報化社会の構造などに ついてお話いただきます。

 http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!

2010/05/06

青森旅行記

今年のゴールデンウィークは、クルマで青森に行ってきました。
青森は初めてでかつ、あまり予備知識がなかったので、オットと私が思いつくところでかつ、わりと直前でも宿が取れたところを、いろいろ回ってきました。

最近始めたデジタル一眼レフを携え、ヘタクソながらもバシバシ撮ってきたので、その写真とともに行った場所や食べたものをたんたんと紹介します。

<1日目:4月29日>

29日の未明に出発し、夜の高速をひた走り、昼に弘前に到着してウワサの弘前フレンチ!のつもりだったのですが、途中のサービスエリアで予定外に寝入ってしまったため、予定を変更。
昼間は平泉に寄り、これも初めての中尊寺金色堂を見学した後、1日目の宿である青森県黒崎市の温湯(ぬくゆ)温泉の飯塚旅館 へ。

風格ある建物は、大正時代に建てられたそう。
飯塚旅館1

お部屋で豪華な食事。
左上の空いてるお皿には…
飯塚旅館2

鮎の塩焼きが!
飯塚旅館3

<2日目:4月30日>

弘前へ。

弘前城の天守閣から。
弘前城

あいにくの雨の中、桜は5~7部咲きという感じでした。
弘前城2 

弘前はフレンチが有名らしい。
観光案内所でもお店を紹介したパンフレットを配布していたので、それを参考にランチへ繰り出したのですが、予約無しではなかなか入れるところがなく、何件かめぐってやっとビストロ ル・コショネへ。やわらかいハンバーグ、おいしかったです!

ランチの後は青森市に移動して青森県立美術館へ。

奈良美智さんの作品「あおもり犬」は、めちゃくちゃデッカイです。
青森県立美術館1

この口もとがなんとも言えずかわいくて、すっかり心を奪われてしまいました。
青森県立美術館2

その後、ぐるーっと下北半島に移動して、むつ市は薬研温泉の民宿あすなろ<青森県>へ。 

こちら、前日の旅館とはうって変わって素朴な民宿ですが、食事は豪華。

左奥は、むつの名物「みそ貝焼き」。ホタテの貝殻に、味噌味の野菜やホタテ、イカなどを載せて、その場で焼いて食べます。
あすなろ1 

<3日目:5月1日>

民宿の朝。待望の晴れ。
あすなろ2

薬研には、谷に転落した偉いお坊さんを、カッパが温泉に入れてケガを治した、という伝説があるそう。
薬研

この日はさらに山奥に向かい、恐山へ。
恐山1

今の時期、緑もなく、強風が吹いていて、まさに吹きっさらしの荒野、という感じでした。
恐山2 

その後、マグロで有名な本州最北端の地、大間へ。
マグロ丼、いただきました。
大間1

大間は恐山以上にものすごい突風が吹いていて、カモメが向かい風に煽られて前に進めず、空中でほぼ停止しているところを撮ったのがこの写真(笑
大間2

その後、山を降り、下北半島を離れて十和田市まで移動。
この日は普通のホテル十和田シティホテル (旧 旅館しもやま) を予約してましたが、目当ての十和田市現代美術館に歩いて行ける、良い立地でした。

夜の美術館はライトアップされていてなんだか不気味な空間…。
十和田市現代美術館1
十和田市現代美術館2

<4日目:5月2日>

夜の美術館周辺はちょっと不気味な感じでしたが、昼間はうってかわって明るい一角に。桜並木も立派でした。
十和田市現代美術館3

4月に公開したばかりの野外の展示「アーツ・トワダ」の作品群の周りでは、記念撮影したり子どもたちがよじ登ったり、Happyな雰囲気に溢れていました。
特に草間彌生さんの作品が可愛くて人気。
十和田市現代美術館4

美術館の中の展示も、すごく面白かったです。
今回の青森旅行の中では、十和田市が一番楽しかったなぁ。
十和田市のB級グルメ、「バラ焼き」もおいしかったし^^

最後、十和田湖に流れ込む奥入瀬渓流を散策して帰途につきました。
奥入瀬渓谷1
奥入瀬渓谷2

こうしてみると、3泊(+車中泊)ですごいいろんなところに行ったなぁ!

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