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2010/06/30

『そめけん!』6月29日第12回放送

昨日は12回目の放送にして『そめけん!』史上最高の視聴者数を記録しました!

『そめけん!』第12回放送のアーカイブ

☆☆

昨日は内輪話ではありますが、大きなニュースが2つ。

ひとつは田中さんと私が『そめけん!』の"中の人"として、今日行われるMashable's First 'Social Media Day' Summitの東京開催イベントにて、「Keynote speech」をすることになったこと。

Mashable's First 'Social Media Day' Summitってなんなのかといいますと、アメリカのソーシャルメディア専門のニュースサイト Mashableの呼びかけで世界中で6月30日にソーシャルメディアのイベントをやる、というものです。
日本では、東京2箇所と京都1箇所で開催されるのですが、私たちが参加するのはウェスティンホテル東京で行われるもの。
会場も立派ですが、参加者もなんだか濃そうな方々…。今のところ100名以上の来場者を見込んでいるみたい。
そんなたいそうな会でKeynote speechって、ちょっと場違いなんじゃぁ…、とびびりましたが、まあ素朴な実践例として今までの振り返りや今感じていることをお話できたらいいかな、と思ってます。
こちらでUstream配信もされる予定なので、お時間のある方はぜひ見てください。http://www.ustream.tv/channel/social-media-day-tokyo-smdtokyo

もうひとつのニュースは、「そめチャレ」コーナーの小山典子ちゃんの『そめけん!』からの卒業。
『そめけん!スペシャル』のプレ放送でパフォーマンスを初披露した「魔界少女拳」の活動が本格的に始動し、そちらに集中ということです。
7月中旬までに108本(!)の動画を撮影するのだとか。それが公開されたら、ぜひニュースとして取り上げたいと思います。
「そめチャレ」の本題である、アクトリーグファンサイトは、ファンの方が作ってくれたトップバナーも掲載され、これまでのUstream録画へのリンク集などもできて、すっかりサイトとしての体裁が整いました。ファンのためのサイトなので、これからどんどんファンが集まって盛り上がるサイトにして欲しいですね!

☆☆

「そめトーク」のコーナーでは、デジタルステージの社長であり、「モーションダイ部」の部長である平野さんのインタビュー(録画)を紹介しました。
とっても充実したインタビューになったので、2回に分けてお見せすることになり、昨日は主に「モーションダイ部」の活動について。
内容については録画を見ていただければと思うのですが、この「そめトーク」のコーナー中に同時視聴者数はついに150人を超えました。過去最高!

平野さんのお話している姿が流れているとやっぱり引きつけられる(平野さんは「自分が取材を受けているビデオが恥ずかしい」ってつぶやかれてましたがw)ということと、やっぱり「モーションダイ部」というコミュニティの力、Twitterの即時的な情報伝達力の凄さを感じました。
平野さん自身も放送を観てくださっていて、「そめトーク」が始まる頃に平野さんがTweetしたら「部長がでてるの? 観なきゃ!」みたいな感じであっという間に人が集まるという…。

これまで番組をやりながらTwitterで質問や反応をもらったりして、私たちと視聴者の方々のコミュニケーションはあったのですが、昨日は『そめけん!』の放送を見ながら平野さんとそのファン、ファン同士で盛り上がったりしているのを見るのも新しい感覚でした。

インタビューを通して、「モーションダイ部」の活動、そこで作られる新しいmotion dive 5というソフトは今後のUstreamやソーシャルメディアに大きく影響を及ぼしていくことを確信しました。
その中で、どうしたら面白いものが作れるのか、企業であればユーザーとのコミュニケーションを上手にするにはどうしたらいいのか、といった「コンテンツ作り」について研究するという部分はとても重要で、『そめけん!』の存在意義もそこにあるんじゃないか、と思われました。

来週は、これからソーシャルメディアがどんなに重要になるか、とかそこでうまくやっていくためには、といった核心的なお話をご紹介しますので、ソーシャルメディアに興味のある人は「モーションダイ部」の部員でなくても必見です!

☆☆

『そめけん!』第12回放送のアーカイブ

<次 回放送>
 7月 6日(火)21時から約1時間
「そめけん! 公式サイト」で中継ページで御覧ください。

ご 意見、ご質問は 
Twitter のハッシュタグは #someken で!

2010/06/25

『そめけん!』6月22日第11回放送&翌日のデジタルステージさん取材

6月15日に『そめけん!スペシャル』をやって、放心状態になっているうちにあっという間に1週間が経ち、11回目の放送日がやってきてしまいました。

スペシャルの時点で今回のゲストが決まっていなかったので、番組内でも出演者を募集していたんですが、結局決まらないまま当日に…(汗。
残念ながら「そめチャレ」コーナーの小山典子ちゃんも「魔界少女拳」の打ち合わせでお休み。初めて田中さんと私しか出ない回となりました。

☆☆

「そめニュース」のコーナーでは、iPhoneのOSをiOS 4にアップデートしてトラブルにあい、それを解決した話をブログに書いたら、アクセス数が急増したよ、という私の超個人的なニュースと、UCCさんの現在開催中のキャンペーン「ザ・カンケリ ザ・クリア」を紹介しました。

「ザ・カンケリ ザ・クリア」は期間中の夜9時から10時のあいだにTwitterで出されるヒントを元に逃亡者探しをし、見つけ出す速さを競うというゲームを開催しています。
3日間×4回戦あり、そのゲームでの上位者は7月17日に横浜で行われる「ザ・リアル缶けり」に出場し、優勝者には30万円の旅行券とUCCの「ザ クリア」1ケースが渡されるそうです。

このようなレポートを見ると、Web上で行われているゲームの雰囲気が分かります。楽しそうですね!

Twitter・YouTube・ブログなどのソーシャルメディアを駆使した「ザ・カンケリ ザ・クリア」とは? - GIGAZINE

ただ、これは新しいアイデアなので注目もあびるし、好奇心旺盛な参加者を集めて盛り上がるのだと思います。
2番せんじではおもしろくないし、そもそもこんな、参加者にとっても手間のかかるキャンペーンがたくさん乱立したら、参加者は集まらなくなりそう…。
ソーシャルメディアで新商品キャンペーンというのは、かなり難易度が高い。それよりはお客さんとの長期的なキズナづくりの手段とする方が向いているかなぁ、という話をしました。

☆☆

「そめトーク」では、田中さんとふたりで、録画なんかもみながら今までの放送を振り返りました。

田中さんがこれまでの放送を通しての反省点は「姿勢が悪いこと」と言ってましたが、私もそれは同感。
自分の姿を画面で見ることって『そめけん!』を始める前はほとんどなかったので、いつも『そめけん!』の録画を見て自分の姿と声にショックを受けている私…。
まず、長時間姿勢よく座っているのは結構大変。テレビに映るタレントさんてすごいんだな、と思います。あと、声が小さいことは昔から自覚しているんですが、最近は特に「自信をもって」または「伝えるつもり」でしゃべることを意識するようになりました。
自信がないこととかあまりどうでもいいと思ってることって、ゴニョゴニョ…、という感じになってすごく聞き取りにくいんだということがわかりました。

あと、『そめけん!』をやっていて時々言われるのが「田中さんとやつづかさんはふたりともボケだね」。
私、働いているときはどっちかというと「鋭くつっこむ」タイプで、田中さんもそうなんだと思いますが、今までの『そめけん!』はソーシャルメディアに詳しい方とか、大学の先生や弁護士さんなどに「教えていただく」という姿勢の物が多かったので、そんなにつっこむ会話にはならなかった、というのが私の分析です。
これからは、ソーシャルメディアのうまい使い方ってどんなの?ということに関して、きれいにまとまらなくてもいいので、もっとあーだこーだと議論をするような内容もやっていきたいな、と思います。

☆☆

第11回目の放送はこちらから見られます。

<次回放送>
 6月 29日(火)21時から約1時間
「そめけん! 公式サイト」で中継ページで御覧ください。

ご意見、ご質問は 
Twitter のハッシュタグは #someken で!

☆☆

11回目の放送の翌日は、デジタルステージの平野社長にインタビューに行きました。
平野さんは今、Ustream中継をするためのソフト「motion dive 5」をTwitterやUstreamを使ってみんなで開発する「モーションダイ部」の"部長"として精力的に活動され、ソーシャルメディアにおける伝説をつくりつつある方です。

取材で話してもらったのは、有料セミナーでもこんなに中身の濃いお話は聞けないんじゃないかというくらいの内容。私たち『そめけん!』メンバーは大変刺激を受けました。
その内容については次回以降の番組で皆さんにもシェアしていきますが、ひとつ印象的だったことをあげるとすれば、「デジタルステージという会社はソフトウエア開発会社ではなくコミュニティをやっている会社だと思っている」という平野さんの言葉でした。
それを聞いて、私がいだいていた「平野さんとデジタルステージの皆さんは、なんでこんなにみんなとのコミュニケーションに一生懸命なの?」という疑問が氷解しました。
ソフトを作ることが目的なのではなくて、そのソフトを手にとってくれた人たちのコミュニティを運営していくことが目的だから、メルマガやイベントをやったり、Ustreamにかなり早い段階に注目してガンガン使い始めたっていうことなんですね。
「モーションダイ部」の成功って他の企業の活動の参考になるんだろうか?ということを知りたいと思って取材に行ったのですが、この「ソーシャルメディアを使う目的をどう考えるか」というのは大きなポイントになりそうだ、と思いました。

2010/06/18

『そめけん!スペシャル』のアーカイブはこちらから!(番組インデックス)

『そめけん!スペシャル』はせっかく多彩なゲストに来ていただいたので、リアルタイムで参加できなかった方にもぜひ観ていただきたいです。

でもプレ放送も入れると4時間くらいあって、さすがにこれを全部観るのはきついし、人によって興味のあるところも違うよね…、と思ったので、放送内容のインデックスを作ってみました。
「ビデオ」列のリンクをクリックするとUstreamの該当ビデオにアクセスできます。「開始時間」を参考に、ご覧下さい!

■プレ放送

ビデオ
開始時間 内容

ゲスト
(敬称略)

1(link) 00:00:00 魔界少女拳 ビデオ・トーク・パフォーマンス

加藤のどか・小山典子

00:17:35 UstreamとSecond Lifeの融合、Second Life内の制作物の二次利用についてなど(トーク)

三淵啓自

00:40:55 『mixiアプリをつくろう!』出版までの経緯、動画配信プラットフォーム「Kaltura(カルトゥーラ)」、社内マイクロブログ「しゃべる」、Togatter、SugarCRMについてなど

神部竜二

01:09:43 UstreamとSecond Lifeの融合(クロマキー合成実演) 三淵啓自
2(link) 00:00:00 休憩中(ドミノ・ピザ「Zenbu Nosse」試食)

ゲスト、スタッフの皆さん

■本放送

ビデオ
開始時間 内容

ゲスト
(敬称略)

3(link) 00:00:00 オープニングトーク・インディーズバンドChatoranさんからのビデオメッセージ

Chatoran(ビデオ)

00:06:22 「そめニュース」
内山幸樹さんの「Happy大仙人プロジェクト」のその後と宮崎県の口蹄疫問題について

内山幸樹

00:14:28 「海外のそめ」
Twitterのジオタグ(位置情報)と公式短縮URL対応で期待されること、海外で注目の動き(Groupon,Blippyなど)

イケダハヤト

00:23:55 「そめトーク1」
Julieさんの写真集「SAMURAI GIRL」その他の活動について、八谷さんの飛行機製作プロジェクトの紹介、開発中の「PostPetNow」のデモなど
チバヒデトシ・Julie・八谷和彦
00:45:39 Julieさん楽曲+写真の紹介(曲名:Transcend Julie(歌)
00:49:08 CMコーナー
「ラブヒゲ危機一発」「人生ゲーム極辛」の紹介
ラブヒゲガール(宮内かれん・小山典子)・タカラトミー
01:03:58 「そめチャレ」
アクトリーグファンサイトのトップページバナー募集、サイトの構想について
小山典子
01:13:41 「そめトーク2」
Ustreamやソーシャルメディアで変わる世界、ソーシャルメディアのこれからについて
杉山知之・川井拓也・吉田就彦
01:49:03 まとめ、今後の『そめけん!』について
荻野健一
01:58:18 エンドロール、記念撮影の様子
ゲスト、スタッフの皆さん
4(link) 00:00:00 片付けの様子

スタッフの皆さん

 

5(link) 00:00:00

※ソーシャルメディアを研究する知的好奇心刺激番組『そめけん!』について
番組内で実際にソーシャルメディアを活用しながら、個人の自己表現、企業のマーケティング活用、 地域の活性化など、様々なテーマでソーシャルメディアをどのように活用して行くのかを、視聴者の 皆さんと一緒に考えます。
普段は毎週火曜日夜21時から1時間、Ustreamで生放送しています。
『そめけん!』の過去のアーカイブはこちらから

2010/06/17

『そめけん!スペシャル』放送しました

昨日、6月15日(火)は『そめけん!』10回目の放送で、しかも渋谷のUstreamスタジオが使える!ということで、かなり気合を入れた『そめけん!スペシャル』の放送と相成りました。

こちらからアーカイブを見られます。

時間はいつもの2倍(プレ放送も入れたら3倍超)、ゲストの数もプレ放送を含めるとなんと14人…。
当然いつものスタッフだけではとても手が足りず、デジハリ大学院中心にすごく沢山の方に応援に来ていただいて、みんなの総力で実現された放送でした。

お陰さまで視聴者も、Twitterでの反響も今までになく多くてびっくり! ゲストの皆さんにも色々な切り口でお話していただいて、個人的に思うところがたくさんありました。

『そめけん!』は毎回忘れたくないことがいっぱいで、このブログを書くときはついつい細かく書き連ね、簡潔で面白い文章とは程遠いものになってしまう私。昨日の『そめけん!スペシャル』についてその調子で書き始めたら誰も読みたくない長文になってしまうことは間違いないので、今回は感想や考えたことなどの多くは胸にしまって、これからの放送や他の場所でのアウトプットに活かしていこうと思います。

…でも2つだけ。

その1)

今回いろいろな形でご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
特に現場でスタッフをやってくださった皆さん。事前の依頼、連絡など十分とは言えない状況でしたが、臨機応変にそれぞれの場をばっちりとりしきっていただいて、大きなトラブルもなく放送を終えられたことに、感動しました。新しい試みに参加することを楽しもうという、デジハリ生の心意気を感じました。

その2)

それから、ゲストの方々のお話で良かったところをひとつだけ取り上げるのはとても難しいのですが、川井拓也さんのおっしゃった「世界とは自分の半径5mである。それぞれの自分の半径5mが変わることで世の中変わっていく」という話にはとても共感しました。
私に取っての『そめけん!』も私の身近な人間環境の中から始まったことですが、その小さな動きを見知らぬ遠くの人、数は少ないかもしれないけれどそういう情報を必要としている人にキャッチしてもらえる可能性があるのが、ネットの素敵なところだなぁ、と最近富みに思います。

2010/06/09

『そめけん!』6月8日第9回放送しました

昨日、6月8日はあの秋葉原殺傷事件からちょうど2年が経った日でした。
秋葉原にある『そめけん!』を放送しているスタジオに行く途中、事件が起こった交差点に献花台が作られ、多くの花束が備えられているのを見て、当時の驚きとなんとも言えない気持ちを思い出しました。
犠牲者の方のご冥福と、あのようなことが二度と起こらないことをお祈りします。

☆☆

昨日の『そめけん!』、冒頭の「そめニュース」のコーナーではいつも世間のソーシャルニュースに関するニュースを取り上げるのですが、昨日は来週の『そめけん!スペシャル』の告知をさせていただきました。

そう、来週は「スペシャル」と称し、いつものスタジオを出て渋谷のUstreamスタジオから2時間+αの拡大版でお送りするのです!
うれしいことに、デジハリの杉山学長、ヒマナイヌの川井拓也さん(実はデジハリ大学院時代の私の担当教官!)、ホットリンク社長の内山幸樹さん、アーティストのJulieさん、八谷和彦さん(Post Petの生みの親!)、ジャーナリストのチバヒデトシさんなどなど、バラエティにとんだゲストの方々のご出演が決まり、進行役の田中さんと私はちゃんとまとめることができるのかちょっと不安ではありますが、きっと放っておいても皆さんそれぞれに面白いお話をしてくださるでしょうw

一昨日デジハリ大学院の方からプレスリリースも出していただきました。
このリリースに書いてある内容以外に、「プレ放送」として17時頃から放送を始める予定です。
このプレ放送では、「そめチャレ」コーナーでおなじみの小山典子ちゃんの新しいユニット「魔界少女拳」のパフォーマンスや、セカンドライフを使った実験的な放送、前回ゲストで出ていただいた「mixiアプリをつくろう!」の著者 神部竜二さんとのトークを予定しています。

お時間があれば、ぜひ17時頃からゆるくお付き合いくださいませ。

☆☆

「そめトーク」のコーナーは、慶応義塾大学の武山政直先生に来ていただきました。

武山先生は都市とメディアをテーマに学生さんたちと色々な研究・実践をされていて、昨日はこんなものをご紹介頂きました。


まちのキモチ

Mirai Tweet Lab

ARG実験「シモキタストーリー」

「まちのキモチ」や「Mirai Tweet Lab」はネットを使ってみんなの気分や未来に関する考えを投稿してもらうことで集合知を生み出す、という方法がとても今風なのと、学生さんが学校内だけでなく地域の人やTwitterで参加するいろいろな立場の人と交わることで新しいコンセプトを生み出していくというのが素敵です。
自分が学生の頃を考えると、社会人の意見を聞くというのはなかなかハードルの高いことだったと思いますが、武山研究室の学生さん達はソーシャルメディアを上手く使いつつ、地域にも入り込んで、うまくプロジェクトを進めているなぁと感じました。

後半は、下北沢の街中で行われたARGの話で大変盛り上がりました。
ARGとはAlternate Reality Game(代替現実ゲーミング)の略で、私の理解ではオリエンテーリングを謎解きなどのストーリー仕立てにしておもしろくしたもの、という感じです。
「シモキタストーリー」では、下北沢の「天狗まつり」を題材に事件の謎解きをするというストーリーで20人程がゲームに参加したそうで、話をきいているととても面白そう。

下北沢に限らず、うまくその場所に合ったストーリーを作れれば、いろいろなところでできるね、ということで田中さんは「鉄道でやろう!」と熱く主張(笑

実は田中さんは事前に「武山先生は鉄ちゃんに違いない」と予想していたのです。
その根拠は、武山地理学を専攻されていたから。田中さんも学生時代地理学をやっていて、地理をやっている人はみんな鉄道好き、の法則があったそうです。
残念ながら武山先生は鉄ちゃんではなかったのですが、鉄道ARGは確かにいろんなドラマが作れそうでいいですよね。
後でTwitterの投稿を見ると、武山研究室の中には鉄道好きの学生さんもいるみたいなので、ぜひ実現してもらいたいです。

☆☆

<次回放送>
来週は「そめけん!スペシャル」。開始時間が早いので要注意! 
6月 15日(火)20時から約2時間
http://www.ustream.tv/channel/someken

内容についてはプレスリリースをご覧ください。
ご意見、ご質問は 
Twitter のハッシュタグは #someken で!

2010/06/02

『そめけん!』6月1日第8回放送しました

はやいもので、『そめけん!』の放送を始めてから2ヶ月がたちました。

昨日で8回目の放送だったのですが、相変わらずゲストの方には多方面からきていただいて、「ソーシャルメディア」の裾野の広さを感じます。
※今回、Ustreamのサーバートラブル(?)により、残念ながら録画は残されていません。(6月2日加筆訂正)

☆☆

昨日は冒頭に、先日もうひとりの番組パーソナリティ田中さんと行ってきた「三田の家」でのインタビュー映像を流しました。
最初は次回のゲストである慶應大学の武山政直先生へのインタビュー。
大学の教室を離れ、街中のコミュニティスペースでいろいろな人と出会いながらオープンに学べる三田の家や、都市とメディアを切り口にしたご自身の研究についてご説明いただきました。

次に、「moboff(モバフ)」というサービスを手がけるニコラス・コレニさんへのインタビュー。
レンタルオフィスというサービスそのものはこれまでにもありましたが、オフィススペースと一緒に提供されるクラウドサービスがとても使いやすそう(クラウドで提供される機能にはなんとMS Officeも含まれている!)というのと、何より新しいのはオフィスを利用する会員のコミュニティを作って、そこから新たなコラボレーションが生まれることを目指しているところ。
ソーシャルメディアも盛んに活用されているということなので、ニコラスさんにもいつかゲストにきていただきたいと思います。

☆☆

小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーでは、先週の放送時に告知したアクトリーグのファンサイトのトップバナーの募集について。
残念ながらまだ応募がないそうで、田中さんから、募集についてもっとユーザーと継続的にコミュニケーションをとらなきゃ!とダメだしを受ける典子ちゃん。

確かに、募集要項はこちらに書いてあるものの、先週の放送を見ていた人でないとどんなデザインを期待しているのか、採用されたらどんな特典があるのか伝わりにくい感じなので、Twitterやブログを駆使してアピールしていった方がよさそう・・・。

採用された場合の特典のひとつ「ぐわしライダーず 特別イベントご招待」ですが、楳図かずおの漫画をモチーフにした女の子二人のユニット「ぐわしライダーず」は昨日名称変更を言い渡され、正式には「魔界少女拳」となるそうです。
昨日の放送後にテスト的に撮影した映像を見せてもらったのですが、美少女二人が不協和音で大合唱、かなりシュールで笑えました。この撮影現場に行けるなんて、ファンにはたまらないと思いますよ〜。

☆☆

「そめトーク」のゲストは「mixiアプリをつくろう!」の著者神部竜二さん。


実は、神部さんと田中さんと私、昨年の後半は毎週のように会っていて、一緒にmixiアプリを作っていました。
仕事でもなんでもなく、自主的に「やってみたい」と思った人が何人か集まってやったプロジェクトで、苦労しつつもできあがったのが、「マイミク適職診断」というmixiアプリです。

mixiやっている人は、ぜひ使ってみてください↓
マイミク適職診断
Tekishoku

神部さんはこの「マイミク適職診断」以外にも、早くからたくさんのmixiアプリを手がけ、そのノウハウがついに本になったというわけです。

このmixiアプリは、「オープンソーシャル」といういろいろなSNSが共通で採用している仕様で作ることができます。GREEやモバゲーなんかも、オープンソーシャルでアプリが作れるそうです。
SNSの友だち関係を利用したゲームなど、ついつい気になってしまって、私の周りでもmixiのゲームにはまっている人がいっぱい。モバゲーやmixiアプリをきっかけに、ネット上ででゲームをするという人がとても増えた気がしますよね。

所属されている株式会社スパイスボックスでは、mixiアプリを使った企業のプロモーションも提案することが多いということで、従来のキャンペーンサイトとこういったソーシャルアプリを利用したものとどう違うのか、神部さんに聞いてみました。
そこで例として教えてくれたのがauのスマートフォン「IS series」のキャンペーンで作られた「IS Parade」。

Isparade
これ、自分のTwitterのIDを入力すると、自分とフォロワーのアイコンのパレードが始まります(画像はキーワードに「#someken」と入れてみた)。
自分が先頭になってフォロワーを引き連れたり、フォロワーたちが自分をかついでくれたり、まさに私が主役!という気にさせてくれる楽しいしかけ☆

神部さんいわくこの「自分が参加している」感が正にポイントで、これまでの企業の広告というのは芸能人を使ってキラキラした世界を表現し、消費者はそれを見て何かを感じる、という構図だったのが、ソーシャルアプリを使うことによって、自分がその世界に入り込み、新しい関係づくりができるということが新しいと。
うーん、確かにそうですね。ゲームみたいに何回もログインするものはもちろんのこと、このIS paradeだって、まあ1回しかやらないかもしれないけど芸能人が出てくるキャンペーンサイトよりはじっくり、かつうれしくなりながら見ますよね。
そこでセンスのいいことをやられたら、今までより少し、その企業のファンになったり・・・。

ただ、mixiでゲームといっても企業色の強いものは面白くなく感じることも多いし、思わずファンになってしまうようなセンスの良いアプリというのはまだまだ開拓の余地があるように感じます。
ソーシャルアプリ、きっとこれから盛り上がっていくと思うので、神部さんの活躍を期待してます!

☆☆

<次回放送>
 6月 8日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken

ゲストは慶應大学の武山政直先生です。ネットの集合知でこれからどんなことが起こりうるか、最近話題のARGってどうなの?といったことをお伺いしたいなー、と思ってます。
ご意見、ご質問は 
Twitter のハッシュタグは #someken で!

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