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2010/12/16

『そめけん!』12月14日第33回放送

今週の『そめけん!』は第31回の「TVドラマ・映画におけるTwitter活用事例」の続きということで、第31回のゲスト伊藤 やよいさんと、映画『SP』のTwitterオフィシャルアカウントおよびドラマ『TOKYOコントロール』のTwitterの公式アカウントの担当者である伊尾喜 大祐さんに来ていただきました。

第31回の放送の時に伊藤さんが、「今日は『ゲゲゲの女房』と『SP』の事例について話します」というような内容をTwitterでつぶやき、それがRTで伊尾喜さんに伝わって放送を見てくださったのがきっかけで、Twitter上でのやり取りを経てこのような顔合わせが実現しました。なんともソーシャルメディアな時代です。

というわけで、今回は「SPスペシャル!」な内容になりましたが、コンテンツを制作してプロモーションしようとしている方だけでなく、企業としてソーシャルメディアを通じて消費者とコミュニケーションをとることを考えているような人にも、必見の内容になっています。

第33回アーカイブはこちら

番組は、伊藤さんが用意してくださった資料に沿って、伊尾喜さんにいろいろ質問しながら、Twitterで参加してくださったファンの方たちの声も拾いながら、という形で進行しました。

伊藤さんの資料、今回もよく調べてまとめられていて伊尾喜さんも関心されてました。
まだ進行中のプロジェクトなので、当事者はこんな風に振り返る段階にないのでしょうね。

伊尾喜さんは、日本で初めて「Twitter担当者」として映画のエンドロールにお名前が出た人で、『SP』の公式アカウントでも毎日たくさんTweetされているわけですが、ご本人がどんな方なのかはお会いするまでうかがい知れませんでした。

が、とっても気さくでかつお話が上手で、『SP』のTwitterを担当することになった経緯や、どんなねらいや目標を持ってそれをやってきたか、ということをわかりやすく伝えてくださいました。

映画のプロモーションにTwitterを使うねらい

とても大事だなと思ったのは、『SP』のTwitterをやることでファンの方たちにどう感じてもらいたいか、というねらいの部分。
伊尾喜さんは「Twitterを通して、制作現場に立ち会っている気分になれるような情報発信を目指した」とおっしゃっていました。
昨年9月のクランクインと同時に始まったというTwitterでの情報発信。その狙いは成功したようで、番組中にたくさんの『SP』そして『SP』のTwitter担当(”総務課さん”と呼ばれていました)ファンのかたがたがTwitterで参加してくださいましたが、そのやり取りを見ていると伊尾喜さんのTweetが熱いコミュニティを醸成してきたんだなぁ、ということがすごくよくわかりました。
中には30回以上も映画を観た!という人がいてびっくりしましたが、『SP』が作られていく様子にずっと立ち会ってきて、「これは自分たちの作品」という気持ちになったからこそ、なんでしょうね。

Twitter担当者に求められるもの

こうなるともう、プロモーションという域を超えて、「コミュニティ作り」の活動です。
仕事としてやるからには、フォロワー数何人とかの数値目標も必要だと思いますが、コミュニティができあがると、その中のある人は30回も映画館に行ってくれる、つまり30人以上の愛情を持ってくれる場合もあるわけで、その濃さ(デジタルステージの平野さん風に言うと「ラブ度」)が重要になってきます。

こういうことを成し遂げようとするときに重要なのが、誰がやるか。
伊尾喜さんの場合は、2007年というとても早い時期からTwitterを始め、アメリカでは映画監督が映画の制作状況をTweetしているような状況を観て、いつか自分もやりたいと思っていた、そんなときに『SP』のプロデューサーからオファーがあったそうです。
そして、やってみたらとてもうまくいった。

映画の場合だと、どこまでならネタばれや撮影場所の情報漏えいなどにならないか、ファンの人が喜ぶのはどんな情報か、常に考えながらうまくコミュニケーションしていくことが必要で、誰でもできるというわけではないでしょう。
『SP』には伊尾喜さんがいて、これが日本では最初の事例になったというのはとても幸運だったと思いました。

これからのコミュニティ

とはいえ、伊藤さんに教えてもらうまでは『SP』のTwitterアカウントをまったく知らなかった私・・・。
今回の放送でいろいろ伺って、またファンの方たちのやり取りを見て、ああ、ここにこんなに熱いコミュニティがあったんだぁ・・・とびっくりしました。

でも、それでいいんだと思います。
企業やコンテンツのプロモーションて、これまではマスメディアを使ってキャンペーンをやったりして、それを誰もが知っている状態になるのがわかりやすい成功の形だった。でも、ソーシャルメディアを使ったプロモーション・コミュニティ作りは、多くの人には気づかれなくたって、ちゃんと届くべき人たちのところに届いてその中でラブ度が上昇すれば、それでよいのだと感じました。

だから、今この時点でもいろんなところで、私たちが知らない熱いコミュニティがたくさんできているんじゃないかな、そう考えてなんとなくうれしくなったのでした。

 

次回放送

次回は2010年最後の放送になります。

ゲストはデジハリ大学院の電子工作部。なにやらTwitterに関連する面白い機械を持って登場してくれる予定です。

12月21日(火)21時から、「そめけん! 公式サイト」で中継ページで御覧ください。

★『そめけん!』を放送しているソーシャルメディア研究会のtwitterアカウントはこちら。
https://twitter.com/_someken/
ハッシュタグは #someken です。

★Facebookのファンページはこちら
https://www.facebook.com/someken

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