前回、Toodledoの公式アプリを使い始めたことを書きましたが、
これ予想以上によくできたアプリです。
ネット上ではToodledoの同期用アプリとしては「Appigo Todo」が圧倒的に
人気があるみたいで公式アプリの情報があまりに少ないので、
高価な分「Appigo Todo」の方がいいのかなぁ、なんて思っていたのですが、
きっと本体のToodeledoを使い込んでいる人ほど、公式アプリの方が
使いやすいのではないかな、と思います。
<Toodeledo公式アプリが良い3つの理由>
1.本体Toodleと項目名が同じ。
Toodledoと同期して使えるアプリはいくつかありますが、
たとえば「Appigo Todo」だと、
Toodledoでの"Folder"は「Appigo Todo」では"一覧"ね、といった
ぐあいに項目名の読み替えをしなくてはいけなかったり、そもそも
Toodeledoにあってアプリ側にはない項目があったりします。
公式アプリなら当然、Toodledoにある項目と同じ項目が揃っているので、
タスクの入力時に迷ったりすることが一切ありません。
2.同期が速い・分かりやすい
公式アプリを使い始めたのは、その前に使っていた低価格アプリ
「Ultimate Todos」でものすごく同期に時間がかかるようになって
しまったのが理由でした。
公式アプリの方は、今のところ同期は速いです。
また、同期中は画面の最下部にとってもさりげなくプログレスバーが
表示されます。
「Appigo Todo」の場合は「接続中」とか「タスクを更新中」とか
文字で状況を表示しますが、プログレスバーの方が
「あとどのくらい~?」と不安になるストレスもないので好きです。
3.細かい設定ができる
設定メニューがあまり分かりやすくないので、
最初はよく分からなかったのですが、PCブラウザで利用する
本体のToodledo同様、かなり細かい設定が可能です。
アプリを起動時にどんな項目を、どんなソート順で、期限がいつのもの
まで表示するかや、新しいタスク入力時の各項目の初期値など、
自分が使いやすいように設定しておくととってもベンリです。
<細かな設定方法>
トップページの「Settings」メニューより、いろいろ設定できます。
概要は図のとおり。(クリックで大きい画像をポップアップ表示します)
いつでも今やるべきことがわかるようにするには、以下の設定を
やっておくと良いでしょう。
(1)同期の設定
「Settings>Syncronization」より、
Sync on Startup : ON
Sync on Edit : ON
にしておくと、起動時とタスクの追加や編集時に即時同期できます。
☆最初私は上の項目をどうしても「ON」にできなくて、「この項目は
今はまだ有効じゃないのかしら? 同期は手動でしかできないの?」
なんて思ってたのですが、操作の仕方の問題でした。
ON/OFFの切り替えは、iPhoneの設定メニューの「機内モード」の
設定と同じようなデザインなのですが、ON/OFFのところを横にスライド
させようとしてもぜんぜん動いてくれないのです。
横に滑らせるのではなく、ボタンのようにタップすると、切り替わって
くれます。
(2)起動時に表示する画面と項目の設定
「Settings>Syncronization」より、「Hotlist」を選択しておき、
「Settings>Hotlist Settings」で表示するタスクの範囲、
「Settings>Field & Defaults」で表示させる項目の設定、
最後にHotlist画面でソート順の設定をすると、
起動時に一番使いやすい形でタスクリストを表示できます。
■Hotlist Settingsの設定
1.Use Settings from
まずHotlist画面で表示する内容の設定を、本体Toodledoの設定に
合わせるか、アプリ独自の設定にするかを選択します。
これは、アプリ側のほうが細かい設定ができるみたいなので、
「Different Settings」を選択し、以下のメニューで詳細を設定します。
※なぜアプリの方が細かい設定ができるのか?ですが、
本体ToodledoではSerchというメニューで自分の好きな
検索条件での検索結果を常に表示できる機能があります
(Remember the milkの「スマートリスト」と同じ)。
アプリではこの検索条件の保存機能がない代わりに、Hotlistでの
タスク表示条件を細かく設定できるようになっていると思われます。
2.Include tasks with:
優先度が高いタスクだけを表示したい場合は、ここで該当する
条件にチェックを付けます。
3.Or a due date that is:
ある期日までのタスクだけを表示したい場合は、ここで該当する
条件にチェックを付けます。
画像には入りきってませんが、「期日を過ぎたもの」
「期日を過ぎたものと今日までのもの」のほかに、
「今から○日以内」というのが選べます
(○日は3~7、14、30より選択)。
■Field & Defaultsの設定の設定
1.使う項目を選択・並べ替える
画面上部に「Fields Used(and default values)」、
下部に「Unused Fields」という一覧がありますが、
上部に表示されているのが、今利用できる項目です。
本体Toodledoで使っている項目と上部に表示されている
項目が一致していない場合は一致させましょう。
右上の「Reorder」というボタンをタップすると、
各項目の右側に三本線のマークが出て、ここをつかんで
ドラッグできるので、使う項目を「Fields Used」に、
使わない項目を「Unused Fields」に移動させます。
また、「Fields Used」内で項目を並べ替えると、
タスクの入力・編集時にその順番で項目が表示されます。
2.各項目の初期値を設定する
1で項目を並べ替え後、右上の「Done」をタップすると
項目の順は確定し、「Fields Used」の各項目の右側に
「>」というマークが表示されます。
これをタップすると、新規タスク追加時に初期値として
設定しておきたい内容を決められます。
もちろん「初期値はなし」、とすることも可能です。
■ソート順の設定
これはSettingsメニューではなく、Hotlistの画面上で行います。
Hotlist画面の左下に「Sorted by ○○」という形で、
今何でソートされているかが表示されています。
ここをタップすると、ソートする項目を変えることができます。
選択できるのは、上の「Field & Defaults」で、
「Fields Used」に入れた項目です。
以上で、iPhoneでのToodledoはかなり使いやすくなるはずです。
PCでToodeledoを使いこんでいる方は、ぜひ公式アプリを試してみてください。
大変参考になる記事でした!
紹介頂いたおかげでスムーズにToodledoが利用できました。
またちょくちょく覗かせて頂きます。ありがとうございました。
投稿情報: サバダバ | 2009年11 月11日 (水) 00:44
サバダバさん、はじめまして。
お役にたてたようでうれしいです。
サバダバさんのブログも拝見しましたよ。
やっぱ英語できないとダメだわ、には同感です^^;
投稿情報: eri | 2009年11 月11日 (水) 00:56