本日未明、Appleの開発者向けイベントWWDC2010にてついに新型iPhoneが発表されましたね。
もうすぐ2年になる私のiPhone 3G。最近バッテリー消費が速くなった気がするし、iPhone 3GSはもとより最近の他のスマートフォンと比べても動きがもっさりなのが気になりつつも、3GSは我慢して次のやつを待っていたので、6月24日発売と聞いて本当にうれしいです!
新しいiPhoneは「iPhone 4 」。
なお、4月に「OS 4.0」という名前で発表された新しいOSは「iOS 4」という名称に変更され、「iPhone 4」より一足早く6月21日から配布されるそう。
新OSはiPhone 3GやiPhone 3GSにも適用できるので、OSをアップデートすることによって今までのiPhoneでもできるようになることと、iPhone 4でなければできないことがあって、少しややこしいです。
iPhone 4が発売されたら初めてiPhoneユーザーになろうという人は、最新のiPhoneで何が出来るのか、Appleのサイトを見るのが一番分かりやすそうです。
アップル - iPhone - 新しいiPhone 4の機能をすべてご紹介します。
「ほかのスマートフォンが、それほどスマートに思えなくなるかもしれません。」て、なんて挑発的な (^^;
iPhone 3GやiPhone 3GSを持っていて、iPhone 4に乗り換えるかどうかを考える場合は、iPhone 4ならではの部分は何か、という話になるわけですが、WWDC2010での発表についての報道を見る限り、以下のような点が「ならでは」の部分になるようです。
- 本体のデザイン変更 →世界最薄! アンテナの受信感度高く!
- ディスプレイの高解像度化(Ratina Display) →画像がきれいに!
- iPadと同じ高速プロセッサApple A4の搭載 →速く!
- バッテリー大型化 →電池が持つ!
- ジャイロスコープの搭載 →上下前後左右の動きを検知可能に。新しいアプリ登場!?
- カメラの機能アップ →画素数アップ(500万画素)! LEDフラッシュ搭載! ハイビジョンビデオの撮影と編集が可能に!(ビデオ編集はiMovieアプリの購入が必要)
- 前面にもカメラが →自分撮りが簡単に! テレビ電話機能「Face Time」がついた!
※それぞれの詳細は、例えばこちらをご覧ください。
iPhone 4 発表、6月24日発売 | engadget日本語版
逆に、マルチタスク、複数アプリのフォルダ管理、カメラの5倍ズーム機能、iBooksの利用などなど、iOS 4でできるようになることでハードウエアに依存しない部分はiPhone 3GSでもできるんですね(iPhone 3Gだと「マルチタスク」は非対応です)。
でも、色々できるようになっても、今までのCPUだと処理能力が追いつかなかったり、ものすごくバッテリが減るということはありそう…。
新iPhoneを待ち望んでいた私としては、特に気になったのはデザインとRetina Displayですね。
デザインは、事前に流出してしまっていたのそのまんま(?)だったので、今日は驚きませんでしたが、iPhone 3G → iPhone 3GS のときは変更なかったので、今回はこんなに変えるんだ!と思いました。
背面の膨らみがないのは、少しAppleらしくない気もしますが、それだけ「薄くできた!」という部分に自信があるのかも。
白のバージョンは今日初めて見ましたが、今回は背面だけではなく前から見ても白なんですね。きれいではあるけれど、これまたちょっとAppleらしくない気がする。
今までiPhone 3Gの白だったので、今度はどっちにするか迷うなぁ。予約の時に店頭で見られればいいのだけれど…。
Retina Displayについては、なんか画像がものすごくきれいになるみたいですね。
「Retina」とは目の網膜のことで、人間の目が10-12インチくらい離れたところからだと300dpiくらいまでのピクセルを認識するのが限界なのだそう。
iPhone 4は360dpiで人間の目の限界を超えているということで、Retina Displayというネーミングになったということのようです。
ちなみに、昔コダックが「レチナ(Retina)」というカメラのシリーズを作っていたようです。
今回ジョブスのスピーチの中でiPhone 4のガラスとステンレス出できたデザインを「昔の美しいライカカメラ」に例えたという話もあり、「カメラ」というのは重要なモチーフなのかも。
で、画像がきれいになるのはいいんですが、画面の大きさが同じで高解像度になったら、今まで見てたものがものすごく小さく表示されるんじゃないの?ということが気になりました。
Webサイトは拡大して読むだろうからあまり問題は感じません。(iPhoneに最適化したデザインは崩れたりするのかしら?)
アプリはどうなるんだろう…。
iPadの場合、iPhoneのアプリは画面の真ん中に今まで通りの大きさで表示するか、 iPadの画面サイズに合わせて拡大することもできるけど、拡大したら画像が荒れてしまうという話でしたよね。
それと同じことが起きるのでは?と思ったのですが、このジョブスの講演録の中に出てくる発言によると、「既存のアプリも、テキストやコントロールは自動的に高精細に切り替わる。」とのこと。
ということは、テキストじゃない部分は自動的に拡大表示した結果荒れて見えるのかな?
以下の記事によると既存アプリは高解像度対応にアップデートすることを推奨しているようですが、その場合、iPhone 3G/3GSと、iPhone 4とiPadとそれぞれの解像度に対応したアプリを作ることになるのかしら。なかなか大変ですね。
6月24日発売、iPhone OSは「iOS」に:厚さ9.3ミリ、高精細ディスプレイ搭載の「iPhone 4」発表 - ITmedia +D モバイル
こんな感じで、ちょっとよく分からないところもあるiPhone 4ですが、思いのほか発売日が近かった!
実物を見るのが楽しみです^^
コメント
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