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2010/07/08

『そめけん!』7月6日第13回放送

早いもので4月から始まった『そめけん!』の放送も13回目を迎えました。

『そめけん!』第13回放送のアーカイブはこちら

一般的に、連続ドラマは13回で終わるのだそうです。だからというわけではないですが、『そめけん!』も次の回からは今までとは少し趣を変えて行こうと内部的には考えていて、なので今回は第1フェーズの区切りの日、という意識で臨んだのでした。

小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーは先週一足はやく終了してしまったので、今回は「そめニュース」と「そめトーク」のみ。
「そめニュース」は、いつもは放送直前までなるべく新鮮なニュース探しをしているのであまり事前準備はしていないのですが、今回はもっと前からネタを決めていて私も田中さんも説明資料まで作って頑張りました!

まず私からは、ソーシャルメディアとサッカーW杯絡みのトピックスを3つほど。
ひとつめは、「2010年W杯もソーシャルメディア元年?」ということで、Mashableの下記の記事の内容を中心に、前々回の日韓共同開催のとき、前回のドイツ大会のとき、そして今回と、W杯に関わる情報発信やWeb上のコミュニティがどのように変わってきたかを振り返りました。

参考)The World Cup’s Social Media Evolution | mashable


ふたつめはTwitterをしながらサッカーを観戦するスタイルの定着について。
6月25日の日本対デンマーク戦の終了時、Twitterの毎秒つぶやき数の最高記録が更新されたそうです(普段は平均毎秒700Tweetくらいのところ、そのときは3,283tweetが記録されたとのこと)。
また、Sports@niftyのサッカーW杯日本代表特集のコーナーで、各試合中のTwitterでの盛り上がり度や、試合中の経過時間ごとのtweet内容が見られるようになっているのですが、パラグアイ戦の延長戦のときの盛り上がり度のグラフが大変おもしろかったので紹介させていただきました。

日本代表応援なう! | sport@nifty

グラフからは延長戦の前半、後半とTwitter上でもものすごく盛り上がっているのですが、あの運命のPK戦のときはかなり静まり返っていたことが分かります。
さすがに、Twitterやっている暇もなくPKの行方を見守っていたのでしょう…。
こういったTwitterの動向を観ていると、バーチャルな競技場でみんなが一緒にいて、ワーワー叫びあいながら観戦しているみたいな気がしてきます。
ソーシャルメディアが今回のW杯の盛り上がりに影響を与えたかどうかというと、それを立証するデータまでは見つけられなかったのですが、特にサッカーに興味がなくてもTwitterのタイムラインから熱気が伝わってきてついテレビを付けてしまうという効果は正に私が実感していましたし、パラグアイ戦のときには「#okachan_sorry」「 #okachan_believe」というハッシュタグが生まれてみんなで岡田監督への気持ちを表明したり、新しい楽しみ方も生まれたことは確かだと思います。

3つめはデマの問題。
パラグアイ戦で日本が負けた翌朝の「みのもんたの朝ズバッ!」で、PKを外した駒野選手の母親に謝らせた、というデマがTwitterで一気に広がって、その日のうちに「それはデマだ」という情報も広まりました。

駒野選手の母に謝らせた…誤情報炎上、批判殺到すぐ修正 | asahi.com

あと、2002年にひろまったオランダ代表のトマソン選手の「いい話」がデマだった件。

TweetBuzz - サッカーデンマーク代表のトマソン選手のいい話がデマだった件 - 集中力なら売り切れたよ

これ、2002年時点ですでにデマと分かっていたようなんですが、今年あらためて「いい話」が広まり、「デマだった」という話も後追いでひろまって、がっかりした人が多かったみたい。田中さんもショックだったそうです。
ついカッとなってRTするというのは、かなり気をつけなければいけないなぁ、と思う出来事でした。。。

田中さんからの「そめニュース」は、先日参加したSocial Media Dayの報告でした。
主催者だったPokenのRobさんから何かのお誘い?と思ったらいつのまにか「基調講演」をすることになっていた!というところから、事前準備の話、当日を経て、今現在すでに次回のイベント開催に向けて、活発に意見交換が続いている話など。
今回の経験で田中さんも私も新鮮だったのは、準備も事後のディスカッションもほとんどFace Book上でのやりとりで進んでいたこと。日本ではFace Bookを使っている人はまだまだ少ないですが、東京にいる外国人の方達には使い慣れた道具みたい。Face Bookを使いこなすというのはこういうことかぁ、というのがわかりました。
田中さんからは次回に向けて、「食べ物を出す」「通訳をつける」「基調講演のスピーカーはもっと人を呼べる人をアサインする」の3点を提案しまして、それぞれ真剣に受け止めてもらっているみたいです。
Face Book上でのディスカッションを見ていると、次回もっとバージョンアップした良い会になりそうで、期待大です!

☆☆

後半の「そめトーク」は先週の続きでデジタルステージ社長、「モーションダイ部」部長の平野さんのインタビューをご紹介しました。
前回は「モーションダイ部」の活動の紹介が中心でしたが、今回はもっと話を広げてソーシャルメディアの時代に私たちの生活はどう変わるのか? 企業がソーシャルメディアを使って消費者とのコミュニケーションをうまくするにはどうしたら良いか?といった、正に『そめけん!』が探求しているテーマでのお話になってます。必見です。

☆☆

来週は、かわいいロボットがゲストにやってきます。その名もPaPeRo
かわいい顔して高性能なこのロボットのソーシャルメディア的な活用ができないかを2回にわたって考えていくという趣向です。
ロボットと一緒の生活…、ちょっと未来の生活に思いをはせる今日この頃です。

<次 回放送>
 7月 13日(火)21時から約1時間
「そめけん! 公式サイト」で中継ページで御覧ください。

ご意見、ご質問は 
Twitter のハッシュタグは #someken で!

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