『そめけん！』11月30日第31回放送
『そめけん！』11月最後の放送は、デジハリ大学院仲間である伊藤やよいさんにゲスト出演いただき、今年の流行語大賞にも選ばれたNHKの朝の連続ドラマ『ゲゲゲのの女房』が、いかにtwitter上で盛り上がっていたかを熱く語ってもらいました。
実は「ゲゲゲの…」で盛り上がりすぎて、もうひとつ予定していた映画『SP』の話ができなかったんですが、それが後述のうれしいサプライズにつながったりして、すごく楽しい放送でした。
視聴者同士が盛り上がったり、そこに出演者が絡んでオオウケだったり、漫画家さんたちが通称「ゲゲ絵師」となって日々イラストを公開しあったり…。それが1日4回の放送（朝と、その日の昼・夕方などの再放送）のたびに盛り上がっていたそうです。
特に面白いなと思ったのは、実話を元にした話であるがゆえ、登場する人物や場所などにモデルが存在することが多く、モデルについて調べたり史実の検証をしたりして、情報共有する人たちがいたということ。それが朝の放送を見て昼間に調べてその日中に詳しい情報が流れたり、というからすごいスピード感。
いくらドラマに熱中していても、調べたことを誰にも見てもらえなかったら、そのモチベーションはなかなかわきませんよね。Twitterだからこそ、素早く情報発信すれば、素早く反応があって、その反応がうれしくってまた色々調べたくなる、というサイクルが生まれたんじゃないでしょうか。
また、制作者のミスで地名のご表記があったときなどは、朝の放送でそれを発見、昼の放送ではその部分が伏せて放送されていて、夕方には修正済みで放送された、なんていう状況を刻々と共有しあったり、なんてこともあったそう。こういうのもはまりだすと、面白いシグナルはないかと一生懸命ドラマを見るようになって、何か見つければわれ先にとTweetして、となるのはすごく想像できるなぁ…。
伊藤さんは、『ゲゲゲの女房』にまつわるTwitter上の盛り上がりの分析や面白いエピソード満載の資料をまとめてきてくださいました。
せっかくの力作なので、こちらでシェアしてます（アップロードしたら大分フォントが変わったりレイアウトが崩れてしまったりしたのが残念ですが、色々な事例をリンクをたどって確認できます）。
さて、時間切れでお話が聞けなかった映画『SP』ですが、12月14日（火）の放送で続きをやることになりました。
しかもなんと、映画『SP』のTwitter公式アカウントの"中の人"にもゲストに来ていただけることになりました！
"中の人"は伊尾喜さんという方なのですが、上の『そめけん！』の放送中Twitterでコメントをくださっていて、やけにドラマや芸能人に詳しい人だな、と思っていたら、番組終了時に「SPの話が聞きたかったのに残念」というつぶやきが…。
これまでの『そめけん！』の放送中には見たことのないアカウント(@TokyoBiff)だったので、プロフィールを拝見すると、なんと"映画「SP」・世界初オール3D連続ドラマ「TOKYOコントロール」のTwitterの中の人としての活動"と書いてあるじゃないですか。
びっくりしつつ、これはチャンス！と思い、続きを14日にやるので良かったらいらっしゃいませんか？というDMを送ったところ、ご快諾いただけました。
『SP』は昨年9月のクラインクイン時からずっと、Twitterで情報発信やファンとのコミュニケーションを続けていて、現時点で8,600ツイートを超えています。
今度の『そめけん！』は現在進行中の映画プロモーションの事例について、その当事者にナマのお話を聞けるという、めったにない機会を得られることになりました。
ご興味ある方は、ぜひご覧になって、質問などあればハッシュタグ #someken を付けてTweetしてください。
第33回放送
12月14日（火）21時から、「そめけん！ 公式サイト」で中継ページで御覧ください。
★『そめけん！』を放送しているソーシャルメディア研究会のtwitterアカウントはこちら。
http://twitter.com/_someken/
ハッシュタグは #someken です。
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