『17歳の肖像』で青春時代へ…
今日は水曜レディースデイということで、朝イチから映画を観てきました。
最近水曜日の授業が13時からなので、学校に比較的近い映画館で12時過ぎまでには終わる映画という理由で『17歳の肖像』を選んだんですが、これがものすごくツボにはまったのでした。
1960年代のロンドンですごす16歳(映画の中で17歳の誕生日を迎える)の女の子の話で、当時は女子が大学に行ったとしてその後なれるものといったら教師か公務員くらい。私が十代の頃とは時代も環境も違うんだけど、思春期の女の子のキモチや状況、ものすごく共感できるものがあって胸がキュンキュンでした。
それは例えば、大人の世界への憧れや、自分は何にでもなれるというあまり根拠のない万能感を感じているかと思えば急に不安になったりする気持ちや、親の言うことが納得できないけれど逆らえないという状況といったもの…。
ストーリーは途中から予想外にヘビーになったけど、最後は前向きなラストを迎え、さわやかで良かった!(もしかしたら男性からすると、ラストの主人公のモノローグは爽やかというよりは「女って…」と思うかもしれないけど)
すっかり思春期の女の子の気持ちに引き戻されてしまったけれど、私はもう17歳には戻れない。となれば、主人公のことを本気で黄にかけて最後に重要な役割をする英文学の先生のような、素敵な大人でありたいな…。
観てない人には訳の分からない文章ですみません。
映画の始まりの出演者やスタッフ名が表示されるあたりの画面のデザインも素敵でした。機会があればぜひ観て欲しい映画です。
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