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2010/05/26

『そめけん!』5月25日第7回放送しました

昨日の『そめけん!』(Ustreamアーカイブはこちら)では、「そめニュース」コーナーでSkypeで生インタビューという新しい試みをしました。

第3回目の放送にゲストできていただいた内山幸樹さんが先週末に「ハッピー大仙人プロジェクト」という挑戦を始められ、ぜひそれを応援したいと思い、当日急遽インタビューさせていただくことになりました。

そのプロジェクトとは、内山さんの人生の成幸(”成功”ではなく)を応援する、という署名を3日間で1000人分集めるということ。それが達成できたら以下のことをやります!と宣言されました。

今問題になっている、宮崎の口蹄(こうてい)疫問題に関して、
今週末に、私自身が実際に宮崎に行って、
マスメディアを通さず、自 分の目線で僕たちに何ができるのか?を見極め、
私がこの15年で培ったITの技術・ノウハウと、人脈を利用して、
現地の状況、何が課題な のか、何ができそうなのかを発信し、そして私ができることを実行します。

詳しい内容と現時点での結果については内山さんのブログをご覧下さい。

    【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

    【結果速報】←【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

このプロジェクト、もちろん私も署名に参加したんですが、この時代に、しかもIT企業の社長をされている方が、手描きの署名を集めるというところにびっくりしました。
「RTしてください」とか「専用フォームから入力してください」とかと比べるとかなりハードルが高い。
でもだからこそ、署名が届いたときに伝わる気持ちがあったと思うし、逆に署名の呼び掛けにはソーシャルメディアを大活用されていて、アナログな部分とネットと融合した活動であるところが面白いと思いました。
また、署名が集まったときに協力者へのお返しとして何ができるか、上記の「口蹄疫問題に対して行動を起こす」ということは活動の3日目になって出てきた方針だったのですが、そこに到るまでの過程がブログにかかれていて、それを読むと内山さんにとってのこのプロジェクトの意味みたいなものが見えてきます。それが率直に書かれていることに共感しました。

目標には届かなかったかもしれませんが、きっと何らかの行動を起こされると思いますので、『そめけん!』としてもご協力できることがあればしたいな、と思います。

☆☆

昨日は久しぶりに小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーもありました。

JImdoを使って作っているアクトリーグファンサイトは少しずーつ構造が見え始めている感じ。
昨日はのりちゃんから、このサイトのタイトルヘッダ部分の画像を視聴者に募集するというソーシャルメディアっぽい告知がありました。

詳しくはこちら。
読めるかな? タイトルも入った850×1891ピクセルの画像で6/15までに応募お願いします。タイトルは英語でもカタカナでもひらがなでもいいそうです。
送付方法などもっと詳しいことは、この後 http://actleaguefun.jimdo.com/ で発表予定です。

Funsitekokuchi

それから、「らぶヒゲガール」で有名なのりちゃんは今後「グワシライダーズ」という女の子2人のユニットを結成するらしいです。(謎…)
上記ファンサイトの画像が採用された人には、特典としてアクトリーグにご招待のほか、このグワシライダーズの動画収録の現場に潜入させてもらえるらしいですw

☆☆

「そめトーク」はゲストにフリージャーナリストのチバヒデトシ(@chibahide)さんに来ていただきました。


チバさんには、私たちソーシャルメディア研究会が開催しているイベント「ソーシャルメディアとアート」でご登壇いただいており、アートとデジタルのクロスする部分で色々な取材や活動をされています。
昨日も、冒頭にソニーの「make.believe」のキャンペーンイベントにおいてイベントの様子をTwitterでライブで発信し、逆にTwitterでの視聴者の声を会場側につたえるという「ライブツイート」という役割をされていたとか。確かに、これからのイベントではそういう役割の人が必要ですね。

上記は企業のアートイベントですが、美術館などでもソーシャルメディアの活用はとても盛んなのだそう。

昨日は例として以下のような美術館やアート関係者のメディアや試みを紹介していただきました。

・河口龍夫展アカウントhttp://twitter.com/kawaguchitatsuo  
 河口展のレポート(マイコミジャーナル)
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/16/KawaguchiTatsuo/index.html
 これが日本の展覧会としてTwitterのアカウントを持ってコミュニケーションした初期の事例で、その後1年たたずに、他の美術館などでもTwitterの利用がものすごく広がったそう。

・ボストン美術館浮世絵名品展アカウントhttp://twitter.com/ukiyoeten
 こちらは8月からの展覧会のアカウントでまだフォロワー数少ないですが要チェック。
 6月10日の記者発表会はUst中継するそうです。

・森美術館アカウント
 http://twitter.com/mori_art_museum

 南條館長アカウント
 https://twitter.com/fnanjo

 森美術館では開催中の「六本木クロッシング2020展」において、観覧者が作品を写真にとって、それをFlickrに投稿してよい、といったことが実施されているそうです。
 これは超先進的な取り組みですね!

 Flickr:「六本木クロッシング2020展」公式ページ
 http://www.flickr.com/groups/moriartmuseumrx2010

また、「オルセー美術館展」などiPhoneアプリを作っている展覧会、美術館も結構あるみたいで、私も早速使ってみたいと思いました。

お話を聞いていて思ったのは、ソーシャルメディアと美術館のユーザーコミュニケーションというのはとても相性がいいのかも、ということです。
展覧会情報や、アーティストの情報などは企業の商品PRなんかよりもユーザーにとっても「届いてうれしい」情報になりえるし、逆にアート関連の情報は既存メディアでは取り扱いが小さく、かなりアンテナを貼ってないと入ってこない。また、今までだったら自分のアンテナに引っかからないような情報も、Twitterで話題になっていたら行ってみたいな、という気持ちになったり。

チバさんには、次回6月19日の「ソーシャルメディアとアート」にも参加していただきますので、ご興味ある方はぜひこちらをご覧下さい。

 6月19日「ソーシャルメディアとアート」開催概要

☆☆

次回は、ゲストに株式会社スパイスボックスのR&D門スパイスボックスラボラトリに所属し、最新の技術を用いたコミュニケーションについて研究、実践中の神部竜二(@rkanbe)さんにおこしいただきます。

神戸さんはmixiアプリ開発の先駆者として、4月に「mixiアプリをつくろう!」という書籍を出版。
次週『そめけん!』では、ソーシャルアプリとは何で、どういったところに可能性があるのか、
初の著書を出すにいたった経緯などをお話いただきます。

ご質問があればぜひハッシュタグ #someken でTwitterに投稿をお願いします。

<次回放送>
 5月 8日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!


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