私のスケジュール・ ToDo 管理法(その 2.ToDo 管理編)にも書いたとおり、
iPhone を使い始める以前からToDo 管理にはRemember The Milk(RTM)を愛用していた私ですが、ここ最近ToDo管理ツールを乗り換えました。
現在はToodledoというWebサービスと、それと同期できるiPhoneアプリ「Ultimate Todos」を利用しています。
ただ、この状態になるまでに他のツール(タスクシュート)を使っていた時期がワンクッション挟まっていて、これはiPhoneには関係ないのですが、なぜRTMではなくToodledoかということを説明する上で大事なので、「前編」として「タスクシュート」の話をします。
Toodledoのことを知りたい人は「後編」をご覧ください。
RTM卒業のきっかけとなったのは、「シゴタノ!」管理人の大橋さんが公開されているオリジナルのツールである「タスクシュート」を利用し始めたことでした。
タスクシュートはExcelのツールで、タスクを列挙して完了したら消していくということだけではなく、各タスクの実行にかかる時間を見積もり、本当にその日に予定したタスクが全部できるのか見積もることができるところがポイントです。
なので、タスクリストに入れなくても忘れないようなルーチンの作業や、「休憩」などもすべて記入して、「今からここに挙げているタスクを始めると、全部終わるのは何時になるのかな?」というのが分かるようになっています。
また、実行順にしたがって番号を振ることでソートができるようになっているので、仕事を始めたら、基本的に上から順番にタスクをこなしていけばよいようになってます。
タスクリストというよりは、1日の予定表です。
私はRTMだけを使っているときは、仕事を始める前にRTMの今日までのタスクを印刷して、そのタスクに実行順の番号を振りながら1日のスケジュールを考えていました。
これだと、タスクのうちのどれくらいを午前中に終わらせて、夜までに果たして全部終わるのか?といった辺りが感覚的にしか分からないし、その感覚は結構外れるのです。特に合間合間に会議が入っているときは、予定が狂いやすい・・・。
そこで、RTMのプリントアウトに番号を振るという作業を、タスクシュートにRTMのToDoと会議の予定やルーチン作業も全てタスクとして見積もり時間入りで入力し、それらを並べ替えながら1日のスケジュールを立てるというやり方に変えてみました。
これが思いのほか成功。
それまではRTMのプリントアウトとOutlookの予定表を見比べつつ、「次の会議まで20分あるけどどのタスクができるだろう・・・」なんて考えることがしょちゅうだったのが、仕事を始めたらとにかくタスクシュートだけを見ながらやることを確認していけばよいというのが非常にベンリ。
途中で今日中に対応しなければいけない新しいタスクが入ってきても、タスクシュートに追加で入力して、すぐ予定調整ができます。
そんなわけで使い始めてすぐに手放せないツールとなったタスクシュートですが、だんだんRTMとの併用がうまくいかなくなってしまいました。
新しくタスクが発生するとRTMに入力し、それをタスクシュートに転記するのが面倒で、いつの間にかタスクシュートだけに入力するようになり、RTMは見なくなってしまったのです。
それで困るのが外にいるときなどPCを使ってない場合はExcel表である「タスクシュート」への入力ができないという点と、今のタスク一覧を外から見ることができないという点。
誰かタスクシュートのWeb化とかしてくれている人はいないんだろうか?と思って探したりもしたのですが、そういうのはなさそうです。
やっぱりiPhoneユーザーたるもの、タスクは思いついたらすぐiPhoneから入力、最新タスクの状況チェックもiPhoneからできるようにしたい!
それができないタスクシュートを使い続けるべきか否か、どうしよう・・・、と考えているときに出会ったのが、タスクシュート的機能を備えているWebToDo管理ツールToodledoなのでした。
ということで、次のエントリーは「後編」としてToodledoのご紹介です。
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