課題=修行
先週、学校で初めての課題提出がありました。illustratorでイラストのトレースをする、という課題。
イラストは好きなキャラクターをネットで見つけてくるようにとのことで、私は「鉄腕アトム」にしました。
昨年の生徒たちの提出物など見せてもらうと、描かれたキャラクターの人数も、背景などの描き込み具合も人それぞれ。
それを見た私たちはやる気と負けん気を刺激され、それぞれに頑張った!
私は「鉄腕アトム」に出てくる複数のキャラクターを描こうと思ったのですが、複数キャラクターの集合した絵となると、トレースできるくらいの大きな画像がなかなか見つからず、結局主人公アトムの色々なポーズを描くことにし、最終的にはA4サイズの用紙に5体のアトムが並ぶ状態になりました。
描いているうちにアトムに愛着が湧いてきましたが、使う色の種類が少なく、特に肌色の面積が大きいもので、最後はちょっと飽きたという噂も…(^^;
提出はまずA4の用紙に印刷したものを持っていって、みんなでお互いに見せ合い、その後データでも提出、という形でした。
いやー、みんなすごく頑張ってましたよ。登場人物がいっぱい!というパターンと、登場人物は少ないけどすごく細かく描き込まれているパターンと、それぞれすごい人がいました。
私は自分ではたくさん描いたつもりだけど、背景が真っ白だったのでいまいち見栄えがしなかったなー、と反省。。。
さて、次の課題はもう一丁illustratorでのトレースです。
今度のお題は「壮大な地図」。
これまた昨年の例を見せてもらうと、ドラクエの地図をこまかーく作ってる人とか、GoogleMapの写真を下敷きにきれいな地図を作っている人とか、またまたすごい。
「壮大な」という修飾語からしてもう、「適当なもので済ませるなよ」というプレッシャーに感じます。
で、今学生達はそれぞれ「どんな壮大な地図を選ぶか」で悩み、壮大な地図を選んだら選んだで「壮大すぎて終わる気がしない」で悩み…、でもGW明けが提出日になる上、GW中は学校の教室が使えないので正に今、頑張ってます。
私もなんとかモチベーションのわく題材を選んで、現在チクチクやっております。何を描いているかは、また提出後にでも…。
課題って、「卒業する単位を取るためのもの」なのであれば、最低限の条件を満たして手早く終わらせちゃうっていう手もあるわけですが、今私たちがやっているのはそうではなくて、たくさんツールに触れて、少しでも早くそれに慣れるための修行なんですよね。だからここでラクしてもしょうがない。締め切りに間に合う範囲で、時間がかかることをやらなければ、と思ってます。
私、独学だったらきっとこんなに頑張れない。
資格をとるための暗記、とかだったら結構ひとりで勉強する自信はあるんですが、テクニックを習ったその後のトレーニング(反復練習とか)が重要なこういう学びは、なかなかひとりでは難しいわ…。
締め切りのある課題を提示され、先生からのプレッシャーや周りの学生に刺激されてやっていけるというのが、学校に通う良いところのひとつだなー、なんてリアルに実感しています。
コメント