2010/05/26

『そめけん!』5月25日第7回放送しました

昨日の『そめけん!』(Ustreamアーカイブはこちら)では、「そめニュース」コーナーでSkypeで生インタビューという新しい試みをしました。

第3回目の放送にゲストできていただいた内山幸樹さんが先週末に「ハッピー大仙人プロジェクト」という挑戦を始められ、ぜひそれを応援したいと思い、当日急遽インタビューさせていただくことになりました。

そのプロジェクトとは、内山さんの人生の成幸(”成功”ではなく)を応援する、という署名を3日間で1000人分集めるということ。それが達成できたら以下のことをやります!と宣言されました。

今問題になっている、宮崎の口蹄(こうてい)疫問題に関して、
今週末に、私自身が実際に宮崎に行って、
マスメディアを通さず、自 分の目線で僕たちに何ができるのか?を見極め、
私がこの15年で培ったITの技術・ノウハウと、人脈を利用して、
現地の状況、何が課題な のか、何ができそうなのかを発信し、そして私ができることを実行します。

詳しい内容と現時点での結果については内山さんのブログをご覧下さい。

    【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

    【結果速報】←【宣言】1000名の署名を集められたらこれをやります!内山からのお願い

このプロジェクト、もちろん私も署名に参加したんですが、この時代に、しかもIT企業の社長をされている方が、手描きの署名を集めるというところにびっくりしました。
「RTしてください」とか「専用フォームから入力してください」とかと比べるとかなりハードルが高い。
でもだからこそ、署名が届いたときに伝わる気持ちがあったと思うし、逆に署名の呼び掛けにはソーシャルメディアを大活用されていて、アナログな部分とネットと融合した活動であるところが面白いと思いました。
また、署名が集まったときに協力者へのお返しとして何ができるか、上記の「口蹄疫問題に対して行動を起こす」ということは活動の3日目になって出てきた方針だったのですが、そこに到るまでの過程がブログにかかれていて、それを読むと内山さんにとってのこのプロジェクトの意味みたいなものが見えてきます。それが率直に書かれていることに共感しました。

目標には届かなかったかもしれませんが、きっと何らかの行動を起こされると思いますので、『そめけん!』としてもご協力できることがあればしたいな、と思います。

☆☆

昨日は久しぶりに小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーもありました。

JImdoを使って作っているアクトリーグファンサイトは少しずーつ構造が見え始めている感じ。
昨日はのりちゃんから、このサイトのタイトルヘッダ部分の画像を視聴者に募集するというソーシャルメディアっぽい告知がありました。

詳しくはこちら。
読めるかな? タイトルも入った850×1891ピクセルの画像で6/15までに応募お願いします。タイトルは英語でもカタカナでもひらがなでもいいそうです。
送付方法などもっと詳しいことは、この後 http://actleaguefun.jimdo.com/ で発表予定です。

Funsitekokuchi

それから、「らぶヒゲガール」で有名なのりちゃんは今後「グワシライダーズ」という女の子2人のユニットを結成するらしいです。(謎…)
上記ファンサイトの画像が採用された人には、特典としてアクトリーグにご招待のほか、このグワシライダーズの動画収録の現場に潜入させてもらえるらしいですw

☆☆

「そめトーク」はゲストにフリージャーナリストのチバヒデトシ(@chibahide)さんに来ていただきました。


チバさんには、私たちソーシャルメディア研究会が開催しているイベント「ソーシャルメディアとアート」でご登壇いただいており、アートとデジタルのクロスする部分で色々な取材や活動をされています。
昨日も、冒頭にソニーの「make.believe」のキャンペーンイベントにおいてイベントの様子をTwitterでライブで発信し、逆にTwitterでの視聴者の声を会場側につたえるという「ライブツイート」という役割をされていたとか。確かに、これからのイベントではそういう役割の人が必要ですね。

上記は企業のアートイベントですが、美術館などでもソーシャルメディアの活用はとても盛んなのだそう。

昨日は例として以下のような美術館やアート関係者のメディアや試みを紹介していただきました。

・河口龍夫展アカウントhttp://twitter.com/kawaguchitatsuo  
 河口展のレポート(マイコミジャーナル)
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/16/KawaguchiTatsuo/index.html
 これが日本の展覧会としてTwitterのアカウントを持ってコミュニケーションした初期の事例で、その後1年たたずに、他の美術館などでもTwitterの利用がものすごく広がったそう。

・ボストン美術館浮世絵名品展アカウントhttp://twitter.com/ukiyoeten
 こちらは8月からの展覧会のアカウントでまだフォロワー数少ないですが要チェック。
 6月10日の記者発表会はUst中継するそうです。

・森美術館アカウント
 http://twitter.com/mori_art_museum

 南條館長アカウント
 https://twitter.com/fnanjo

 森美術館では開催中の「六本木クロッシング2020展」において、観覧者が作品を写真にとって、それをFlickrに投稿してよい、といったことが実施されているそうです。
 これは超先進的な取り組みですね!

 Flickr:「六本木クロッシング2020展」公式ページ
 http://www.flickr.com/groups/moriartmuseumrx2010

また、「オルセー美術館展」などiPhoneアプリを作っている展覧会、美術館も結構あるみたいで、私も早速使ってみたいと思いました。

お話を聞いていて思ったのは、ソーシャルメディアと美術館のユーザーコミュニケーションというのはとても相性がいいのかも、ということです。
展覧会情報や、アーティストの情報などは企業の商品PRなんかよりもユーザーにとっても「届いてうれしい」情報になりえるし、逆にアート関連の情報は既存メディアでは取り扱いが小さく、かなりアンテナを貼ってないと入ってこない。また、今までだったら自分のアンテナに引っかからないような情報も、Twitterで話題になっていたら行ってみたいな、という気持ちになったり。

チバさんには、次回6月19日の「ソーシャルメディアとアート」にも参加していただきますので、ご興味ある方はぜひこちらをご覧下さい。

 6月19日「ソーシャルメディアとアート」開催概要

☆☆

次回は、ゲストに株式会社スパイスボックスのR&D門スパイスボックスラボラトリに所属し、最新の技術を用いたコミュニケーションについて研究、実践中の神部竜二(@rkanbe)さんにおこしいただきます。

神戸さんはmixiアプリ開発の先駆者として、4月に「mixiアプリをつくろう!」という書籍を出版。
次週『そめけん!』では、ソーシャルアプリとは何で、どういったところに可能性があるのか、
初の著書を出すにいたった経緯などをお話いただきます。

ご質問があればぜひハッシュタグ #someken でTwitterに投稿をお願いします。

<次回放送>
 5月 8日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!


2010/05/20

『そめけん!』5月18日第6回放送しました

火曜日の「そめけん!」は、「今週のそめニュース」と「そめトーク」の2コーナー構成でした。
こちらから録画を見られます。

(小山典子ちゃんの「そめチャレ」も予定していたのですが、典ちゃんに急な仕事が入った人のことで残念ながら見送りでした。来週は出てくれるんじゃないかと思いますので、皆さんお楽しみに^^)

☆☆

「今週のそめニュース」は当日生まれたフレッシュなニュースを3つ取り上げました。

ひとつめは、ソフトバンクの新製品発表会のこと。
『そめけん!』放送日の日中に開催され、Ustreamでの中継のユニーク視聴者数は8万8,300人のぼったそうです。
「そめニュース」として注目したのは、ソフトバンクが夏モデルとして販売する携帯に、公式のアプリとしてTwitterアプリを搭載するという発表。これはますますTwitterユーザーが増えそうですね。
また、米Ustreamと共同で、アジアでの事業展開を目的とした合弁会社「Ustream Asia株式会社(USTREAM Asia)」を設立することに合意したと発表がありました。詳しいことはまだ分かりませんが、今後の展開に注目です。
参考)ソフトバンクのプレスリリース:USTREAM Asiaの設立とiPhone向け日本語版アプリケーションの提供について

ふたつめは、消防庁がTwitterを使った災害情報の受発信を始めるというニュースです。
消防庁のアカウントは「災害情報タイムライン」で、Twitterの認証を受けた公式アカウントだそうです。
情報発信者の位置情報なども取得すれば、非常に有効に使えそうですし、Twitter上でやり取りすることで(正確性は保証されませんが)行政の対応がオープンになるということにとても意味があると思います。

3つめのニュースは、野村総合研究所が発表した「ソーシャルCRMのロードマップ」を取り上げました。
ロードマップの詳細はリンク先を見ていただくとして、現在企業のソーシャルメディア利用についてはどちらかというと販促やキャンペーンでの利用を念頭に語られることが多い印象です。ですがこのロードマップではソーシャルメディアの黎明期(2010~2011年)、発展期(2012~2013年)は主に顧客サポート業務における利用が進み、普及期(2014~2015年)になってやっと、ソーシャルメディアをマーケティングキャンペーンや販売機会の拡大に利用することが可能になる、と予測しているのが面白いと思いました。
「顧客サポート業務」におけるソーシャルメディアの利用、アメリカの企業の事例などはちらほら聞きますが、日本ではあまり聞いたことがありませんね。もっとそっちの用途で使おうよ!というITコンサル側からの主張なのかな…。

☆☆

「そめトーク」のゲストはデジハリ大学院教授の三淵啓二さん。

三淵さんというと、3次元仮想世界「Second Life」の研究と実践で非常に有名な方で、今回の放送でもSecond Lifeの画面を見せながら色々説明していただきました。
放送中、視聴者の方もSecond Lifeにログインして三淵さんのアバターがいる場所に集まってくださり、アバターたちはダンスフロアで踊りまくり、非常に賑やかでした!
Ustreamの画面にはリアルな三淵先生と、Seconr Lifeの中のアバターとが映り、さらにTwitterでもやりとりがあり、いろんな世界が混じってなんとも他レイヤーな放送となりました。

以前から『そめけん!』をご覧になっている方には、なんで『そめけん!』でSecond Life?と思われたかもしれないですが、仮想世界って、「ソーシャルメディア」という言葉が出てくる前から正に「ソーシャルメディア」だったし、今Webで起こりつつあることを先取りしているよね、という話なんです。

既存のメディアや企業ではなくてユーザーが作るコンテンツ、ユーザー同士のコミュニケーションが大きな要素になっているのが仮想世界。これは確かにソーシャルメディア意外の何者でもないという感じです。
また、もう一つ大きな要素としてSecond Lifeには「リンデンドル」という仮想通貨ではありますが、微小決済のしくみが用意されていて、ユーザーは自分の作ったコンテンツを自由に値付けして売ることができるというのも大事な要素だ、というお話でした。
仮想世界以外の状況を見てみると、App Storeで個人がiPhoneアプリを売ることができる、といったようにすこしずつそういうしくみができつつあるのが現在の状況。例えば電子書籍やネット上の映像コンテンツ売買のしくみができれば、出版社や放送局だけでなく個人がごく低額でコンテンツを売ることもできるようになるでしょう。Second Lifeではたくさんのコンテンツを制作し、少額でもたくさんのユーザーに購入されることでかなりの収入を得る人が出たことを考えると、文章を書いたり映像を作ったりして大きな売り上げをあげていく個人も誕生するのかもしれません。

このような状況の中で個人のクリエイターとしてやっていくには、その各個人がマーケティングやコミュニティづくりができる必要がある(いわゆるセルフブランディングの必要性)、というところを深く検討したかったのですが、ちょっと時間切れでそこまで話を進められませんでした。残念…。

あまたある個人クリエイターのコンテンツの中で、自分の作ったものをいかに知ってもらい、欲しいと思ってもらうか、その方法についてはSecond Lifeの事例はとても参考になりそうなので、三淵さんにはそのうちぜひ続きのお話をさせてもらいたいな、と思いました。

☆☆

次回放送は5月25日(火)21時からです。
ゲストは、ジャーナリストのチバヒデトシさん。
ソーシャルメディアとアートについて、いろいろお聞きします。

 http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!


※『そめけん!』をやっているソーシャルメディア研究会では、「ソーシャルメディアとアート」というワークショップをこれまでに2回開催しており、チバさんにはその両方で登壇いただいています。
「ソーシャルメディアとアート」の録画もありますので、ぜひごらんください。
第1回 ソーシャルメディアとアート
第2回 ソーシャルメディアとアート

2010/05/13

映画&写真の日

水曜日は映画の日!のはずだったんですが、先週は旅行中、その前の週は課題制作で余裕がなくて行けず、今日は3週間ぶりに映画館に行ってきました。

3週間前は『マイレージ、マイライフ』を観ました。その前の『第9地区』とうって変わって気軽に観られるタイプの映画。
ちょっとダメな大人の日常の話っていうジャンルは好きなんですが、ジョージ・クルーニーがその「ちょっとダメ」な感じの役にはまってて良かった!
観なきゃ損、とまでは言いませんが、楽しく観たいときにおすすめです。

今日は『アリス・イン・ワンダーランド』を観てきました。
3DCGは楽しめましたが、ストーリーに引き付けられるところも驚きもないというか…。
キャラクターの魅力を感じたのはジョニー・デップのハッターというキャラクターは魅力的でしたが、他のキャラクターもみんな個性的なのにそれが活かされていない。
ティム・バートン監督だから期待したのに残念だ…。

あと、今日は写真の練習をしようと思って、映画の後は普段降りない駅で電車を降り、ブラブラと撮影をして歩きました。
この間の青森では人が少ないシーンが多くて、遠慮なくバシバシ撮れたのですが、街中だと人目が気になったり、人が写ってしまうのが気になったり、なかなか自由に撮れないですね。
よい写真を撮るには度胸が必要だと思いました。
それでも、天気が良かったし面白い公園を見つけたりして、気づけば2時間くらいで200枚あまり撮ってました。

団地の片隅の花Flower

昼間の星
Tire

団地を襲う怪獣
Monster

写真、なかなか楽しいです。
でも、今ちょっと悩んでるのがカメラの持ち歩き方。
私、会社のIDカードを首から下げているだけでも肩がこるくらいものすごく肩こりで、一眼レフを首から下げて歩いたら、当然首と肩がつらくなって、そのうち頭痛までしてくるんです…。
これを我慢しながら写真を撮り続けるのは辛いなぁ。

そんなわけで、こんな商品を買おうかどうしようか迷い中。効果あるのかしら。 



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2010/05/12

『そめけん!』5月11日第5回放送しました

昨晩は2週間ぶりの『そめけん!』放送日でした。こちらのアーカイブから観られます。

配信側としては今までの中で一番もりあがった放送で、一晩たった今も興奮冷めやらない私です(^^;

☆☆☆

まずは第1回放送に出演してもらったイケダハヤトさんとの「海外のそめ」コーナー。
昨日は、先月からFacebookに加わった新機能「オープングラフ」「いいね(Like)ボタン」が今後のソーシャルメディア、Webに大きな影響を与えるだろうというお話をしてもらいました。

※Facebookの変更についての参考記事
 「検索」から「つながり」のウェ ブへ=Facebook公式ブログが新機能を解説【湯川】| Tech Wave

※イケダさんの考えるWebへの影響
 Facebook が実現する「パーソナライズド・ウェブ」

これまで私たちがWebで情報を探すとき、Googleなどで検索して探す(=検索エンジンに評価されているサイトを見る)ことが多かったわけですが、検索エンジンや世の中一般に評価されているということではなく、自分とつながっている人が評価している情報を見に行くことが多くなっていることは、Twitterを使っていても実感してます。Facebookがこの状況を加速するのかも。

Facebookはもしそれが国だとしたら、中国とインドに続き3番目に人口が多いことになると言われるほどポピュラーなサービスになってますが、日本ではまだ一部の人しか使っていないという印象。
でも、この変更によってFacebookに登録していなくてもFacebook外のサイトで「いいね」ボタンやオープングラフを利用したサービスを目にする機会が増えて、日本におけるFacebookの状況も変わってくるかもしれません。また、これを受けてmixiなどは今後どうなっていくのかも気になりますね。

☆☆☆

後半「そめトーク」のコーナーは、田中さんと私とはデジハリ大学院でつながりのある松本さん(@t_matsumoto)と渡邊さん(@fwatanabe)をゲストにお迎えしました。

松本さんは「なまはげ」のおめんで登場!
Guest

おふたりは資源リサイク ルや環境コンサルティング、森林再生などを手掛けるアミタグループで働きつつ、個人の活動としてデジハリ田舎実験室という活動をされてます。
それがきっかけで地域活性化に取り組む秋田市や横手市の皆さんとつながりができたということで、昨日はTwitterによる街おこしに取り込む秋田県横手市のYokotterの活動を紹介してもらいました。

渡邊さんが横手まで出かけてYokotter代表の細谷さん(@hos0327)にインタビューをされたということで、その映像も交えつつ話をしていたところ、Yokotter関連の皆さんからのTwitterでの書き込みが続々と!
その書き込みを見ていても、皆さんが横手市に愛着をもち、Twitterでの交流をとても楽しんでる雰囲気が伝わってきて、一気にYokotterのファンになってしまいました。
なんと今朝にはそれをTogetterでまとめてくださった方もいるので、ぜひ見てみてください。(まとめてくれたのは、横手の方ではないみたい)
 『そめけん!第5回放送のつぶやきをまとめました。』


番組内でも紹介したのですが、「#yokote」とついたTweetを毎日紹介しているYokotterのスタッフブログ「Yokotterのつぶやき」が本当に素敵です。
あるハッシュタグがついた投稿を集めてみせるだけなら機械的にできるのだろうけど、このブログはたくさんある投稿の中から良いものを選んで、コメント付きで載せています。取り上げられた人もとてもうれしいでしょうし、これまでYokotterを知らなかった人がこのブログをみてもなんとなく状況がわかったり役に立つ情報が得られるのです。
また、コメントや、つぶやきをピックアップして紹介する目線がとてもあったかい。

「ソーシャルメディアを地域活性に活用」って「Webを地域活性に活用」とどう違うのか、正直いってよく分からなかったのですが、昨日の放送を通して、すごく納得がいきました。
同じ情報発信でも、新聞社などの大手メディアが伝えるのと、地元の人達が自分の言葉で話しているのを目にするのとでは全然違った近しさが感じられるんですね。
松本さんが、上のブログに取り上げられていた素敵なつぶやきを読んだことで、実際に横手を訪れたときに「あのつぶやきを書いたお父さんがいる街、あの息子が帰ってくる街」という特別な場所に感じられた、という話をしていました。
「消費はモノからコトへ」、「モノとしての価値に加えて物語性(コト)が付加されることで価値の高いブランドが生まれる」なんてことが言われますが、Yokotterの活動は正に横手市の物語を生み、ブランド化に成功している。それに感化された私たちは昨晩、秋田出身者でもないのに「秋田の宣伝番組かと思った」なんて言われるほど秋田について熱く語ってしまったわけです。

こういう取り組み、きっと秋田だけではなく全国のあちこちで生まれているのでしょうし、今後どんどん広がっていくのだと思います。
そうやって魅力的な地域が増えれば、そこに住んでいない私たちにも訪れる楽しみが増えるわけで、とても楽しみです。
とりあえず、私は横手に行ってよこまきを食べたい!

☆☆☆

さて、次回放送は5月18日(火)21時からです。
ゲストは、デジタルハリウッド大学院教授のさん。
ソーシャルメディアとして、仮想世界を取り上げ、仮想商品、仮想通貨など、ソーシャルメディアを通した新しい情報化社会の構造などに ついてお話いただきます。

 http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitter のハッシュタグは #someken です。よろしく!

2010/05/06

青森旅行記

今年のゴールデンウィークは、クルマで青森に行ってきました。
青森は初めてでかつ、あまり予備知識がなかったので、オットと私が思いつくところでかつ、わりと直前でも宿が取れたところを、いろいろ回ってきました。

最近始めたデジタル一眼レフを携え、ヘタクソながらもバシバシ撮ってきたので、その写真とともに行った場所や食べたものをたんたんと紹介します。

<1日目:4月29日>

29日の未明に出発し、夜の高速をひた走り、昼に弘前に到着してウワサの弘前フレンチ!のつもりだったのですが、途中のサービスエリアで予定外に寝入ってしまったため、予定を変更。
昼間は平泉に寄り、これも初めての中尊寺金色堂を見学した後、1日目の宿である青森県黒崎市の温湯(ぬくゆ)温泉の飯塚旅館 へ。

風格ある建物は、大正時代に建てられたそう。
飯塚旅館1

お部屋で豪華な食事。
左上の空いてるお皿には…
飯塚旅館2

鮎の塩焼きが!
飯塚旅館3

<2日目:4月30日>

弘前へ。

弘前城の天守閣から。
弘前城

あいにくの雨の中、桜は5~7部咲きという感じでした。
弘前城2 

弘前はフレンチが有名らしい。
観光案内所でもお店を紹介したパンフレットを配布していたので、それを参考にランチへ繰り出したのですが、予約無しではなかなか入れるところがなく、何件かめぐってやっとビストロ ル・コショネへ。やわらかいハンバーグ、おいしかったです!

ランチの後は青森市に移動して青森県立美術館へ。

奈良美智さんの作品「あおもり犬」は、めちゃくちゃデッカイです。
青森県立美術館1

この口もとがなんとも言えずかわいくて、すっかり心を奪われてしまいました。
青森県立美術館2

その後、ぐるーっと下北半島に移動して、むつ市は薬研温泉の民宿あすなろ<青森県>へ。 

こちら、前日の旅館とはうって変わって素朴な民宿ですが、食事は豪華。

左奥は、むつの名物「みそ貝焼き」。ホタテの貝殻に、味噌味の野菜やホタテ、イカなどを載せて、その場で焼いて食べます。
あすなろ1 

<3日目:5月1日>

民宿の朝。待望の晴れ。
あすなろ2

薬研には、谷に転落した偉いお坊さんを、カッパが温泉に入れてケガを治した、という伝説があるそう。
薬研

この日はさらに山奥に向かい、恐山へ。
恐山1

今の時期、緑もなく、強風が吹いていて、まさに吹きっさらしの荒野、という感じでした。
恐山2 

その後、マグロで有名な本州最北端の地、大間へ。
マグロ丼、いただきました。
大間1

大間は恐山以上にものすごい突風が吹いていて、カモメが向かい風に煽られて前に進めず、空中でほぼ停止しているところを撮ったのがこの写真(笑
大間2

その後、山を降り、下北半島を離れて十和田市まで移動。
この日は普通のホテル十和田シティホテル (旧 旅館しもやま) を予約してましたが、目当ての十和田市現代美術館に歩いて行ける、良い立地でした。

夜の美術館はライトアップされていてなんだか不気味な空間…。
十和田市現代美術館1
十和田市現代美術館2

<4日目:5月2日>

夜の美術館周辺はちょっと不気味な感じでしたが、昼間はうってかわって明るい一角に。桜並木も立派でした。
十和田市現代美術館3

4月に公開したばかりの野外の展示「アーツ・トワダ」の作品群の周りでは、記念撮影したり子どもたちがよじ登ったり、Happyな雰囲気に溢れていました。
特に草間彌生さんの作品が可愛くて人気。
十和田市現代美術館4

美術館の中の展示も、すごく面白かったです。
今回の青森旅行の中では、十和田市が一番楽しかったなぁ。
十和田市のB級グルメ、「バラ焼き」もおいしかったし^^

最後、十和田湖に流れ込む奥入瀬渓流を散策して帰途につきました。
奥入瀬渓谷1
奥入瀬渓谷2

こうしてみると、3泊(+車中泊)ですごいいろんなところに行ったなぁ!

2010/04/28

『そめけん!』4月27日第4回放送しました

昨晩、『そめけん!』の第4回の放送をしました。アーカイブはコチラ

なんとか1ヶ月続いたわけですが、ソーシャルメディアに関する話題、課題はさまざまで、まだまだ続けていく意味はあるな、と思った昨日の放送でした。



「そめニュース」で、「インターネットライブ中継は日本でもかなり広まる!」という私の確信(?)について述べさせていただきました。
※途中の発言で、昨日行われていたソフトバンクさんの決算発表は、Ustream日本語化対応に合わせるために当初予定より1日延期されたのでは?というものがありましたが、間違いでした(日時変更があったのは事実ですが、延期ではなく前倒しだったようです)。お詫びして訂正いたします。



小山典子ちゃんの「そめチャレ」コーナーでは、なんと!「ラブヒゲガール」のキュート衣装を着たのりちゃんの「ラブヒゲ」PR映像をお届けしました〜。やっぱりかわいいなぁ、のりちゃん…。
ここから見始めた人は何のことやら分からなかったと思いますが、番組内CMという感じで、ちょっと息抜きしていただければ良いかと(^^)

「そめチャレ」の本題ですが、前回アクトリーグのファンページをJimdoを使って作り始めたので、その続き。
Jimdoの機能で、写真やYoutubeの動画のアップや、自分やメンバーのブログの更新情報やTwtterのつぶやきの表示などがとっても簡単にできることを、Jimdoエバンジェリストでもある田中さんが説明してくれました。
それを元に、アクトリーグのファンページをどういう内容にするか考えてくる、というのがのりちゃんの宿題に。工夫次第でいろいろなことができそうなので、今後が楽しみです。



ゲストを迎えての「そめトーク」、昨日は弁護士の鈴木知之さんに、ネット上での音楽の扱いについてお話していただきました。

今回は私、すごく予習しました。というのも、事前打ち合わせで以下のニュースをネタに話そうと決めていまして、Twitterでも質問などいただいていたので、間違ったことを言ってはいけないと思い・・・。

 MySpace上のUstream配信、JRCと楽曲利用許諾契約 CD音源使える作品も(ITmedia)

詳細は放送内容を見ていただきたいと思うのですが、鈴木さんとお話して分かったのは、以下のようなことです。

  • 法律はインターネットなど日々進化する現実のあり方に対応しきれていないが、対応すべく改正の議論、準備はされつつある
  • 法律が現実の状況に合っていないとしても、上記のニュースの事例や、YoutubeとJASRACなどが楽曲利用許諾の契約を結んだりというように、当事者間の合意でユーザーが利用しやすい状況を作ることは可能である
  • Ustreamで利用できる楽曲のリスト(ホワイトリスト)ができたことは、それ以前は法律的には一切NGだったUstream上での楽曲利用について明確な基準を提示したこと、他に例がなかったCD音源(原盤)の利用も一部できるようになったということで、とても意義がある

ネットで流れればファンが増えるきっかけになったり、権利者にも得はあるはず。まず現時点では各関係者が調整・工夫して、みんなが前向きに気持ちよく音楽を演奏したり流したりできるようになればいいな、と思います。

時間がなくて言えなかったのですが、今回予習していて思ったのは、せっかくUstream、Youtube、ニコニコ動画など、それぞれJASRACやJRCなどの管理団体と契約を結び、決められた範囲内でユーザーが音楽を利用できるようにしているのに、サイト内にその説明がないのが残念、ということです。
それぞれ利用規約には「他人の著作権侵害」を禁止事項として上げています。普通に考えれば、許可無く音楽を使うことは「著作権侵害」。でも、それぞれ契約によってOKになっている範囲があるのだから、それをFAQなどに載せてくれればいいのに・・・。
私が探して見つかったのは以下のようなニュースサイトの記事ばかりでした。もしかしたらどこかに書いてあるのかもしれませんが、分かりやすいところに明示されてこそ意味があるものなので、その点は改善を期待したいです。

 YouTubeに初の音楽著作権包括許諾・JRC スピッツやラルクもOK

 イーライセンス、YouTubeに利用許諾 あゆ・倖田來未の一部楽曲、投稿可能に

 YouTubeがJASRACと契約 演奏動画、投稿可能に

 ニコニコ動画、JASRACと音楽利用の権利処理で合意


なお、予習中にとっても参考になったのがFumiさんのFumi's Travelblogだったので紹介させていただきます。

 UstreamとJRCの契約について


【お知らせ】

来週は祝日のため、「そめけん!」はお休みします。

次回放送は5月11日(火)21時からです。
 ゲストは、アミタグループのマーケティング担当の松本剛さんと渡邉文隆さんにお越しいただきます。
アミタグループは、資源リサイクルや環境コンサルティング、森林再生などを手掛ける企業です。環境分野では有名ですが、近年はB2B企業ながら、積極的にソーシャルメディアを活用しコミュニケーションに取り組む企業として知名度が高まっています。
お二人が現在取り組んでいる地域活性化のための様々な活動と、そのソーシャルメディアの活用についてお伺いする予定です。「なまはげ」も登場するとかしないとか!?

 http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitterのハッシュタグは #someken です。よろしく!


2010/04/25

課題=修行

先週、学校で初めての課題提出がありました。illustratorでイラストのトレースをする、という課題。

イラストは好きなキャラクターをネットで見つけてくるようにとのことで、私は「鉄腕アトム」にしました。
昨年の生徒たちの提出物など見せてもらうと、描かれたキャラクターの人数も、背景などの描き込み具合も人それぞれ。
それを見た私たちはやる気と負けん気を刺激され、それぞれに頑張った!
私は「鉄腕アトム」に出てくる複数のキャラクターを描こうと思ったのですが、複数キャラクターの集合した絵となると、トレースできるくらいの大きな画像がなかなか見つからず、結局主人公アトムの色々なポーズを描くことにし、最終的にはA4サイズの用紙に5体のアトムが並ぶ状態になりました。
描いているうちにアトムに愛着が湧いてきましたが、使う色の種類が少なく、特に肌色の面積が大きいもので、最後はちょっと飽きたという噂も…
(^^;

提出はまずA4の用紙に印刷したものを持っていって、みんなでお互いに見せ合い、その後データでも提出、という形でした。
いやー、みんなすごく頑張ってましたよ。登場人物がいっぱい!というパターンと、登場人物は少ないけどすごく細かく描き込まれているパターンと、それぞれすごい人がいました。

私は自分ではたくさん描いたつもりだけど、背景が真っ白だったのでいまいち見栄えがしなかったなー、と反省。。。


さて、次の課題はもう一丁illustratorでのトレースです。
今度のお題は「壮大な地図」。

これまた昨年の例を見せてもらうと、ドラクエの地図をこまかーく作ってる人とか、GoogleMapの写真を下敷きにきれいな地図を作っている人とか、またまたすごい。
「壮大な」という修飾語からしてもう、「適当なもので済ませるなよ」というプレッシャーに感じます。

で、今学生達はそれぞれ「どんな壮大な地図を選ぶか」で悩み、壮大な地図を選んだら選んだで「壮大すぎて終わる気がしない」で悩み…、でもGW明けが提出日になる上、GW中は学校の教室が使えないので正に今、頑張ってます。

私もなんとかモチベーションのわく題材を選んで、現在チクチクやっております。何を描いているかは、また提出後にでも…。


課題って、「卒業する単位を取るためのもの」なのであれば、最低限の条件を満たして手早く終わらせちゃうっていう手もあるわけですが、今私たちがやっているのはそうではなくて、たくさんツールに触れて、少しでも早くそれに慣れるための修行なんですよね。だからここでラクしてもしょうがない。締め切りに間に合う範囲で、時間がかかることをやらなければ、と思ってます。

私、独学だったらきっとこんなに頑張れない。
資格をとるための暗記、とかだったら結構ひとりで勉強する自信はあるんですが、テクニックを習ったその後のトレーニング(反復練習とか)が重要なこういう学びは、なかなかひとりでは難しいわ…。
 締め切りのある課題を提示され、先生からのプレッシャーや周りの学生に刺激されてやっていけるというのが、学校に通う良いところのひとつだなー、なんてリアルに実感しています。

2010/04/21

『そめけん!』4月20日第3回放送しました

昨日は『そめけん!』第3回目の放送日でした。
放送内容は、こちらから見られます。

昨日は「そめチャレ」コーナーの小山典子ちゃんは、新宿アルタで行われたアクトリーグの様子をUstreamで中継するためお休みで、「そめニュース」とゲストとの「そめトーク」の2コーナーという番組構成でした。

「そめニュース」は、4月12日にあったJimdo創業者の来日イベントでの インタビューとその解説を田中さんより。
このために田中さんと『そめけん!』の超監督は来日イベントに乗り込んでの取材・撮影と、インタビュー映像の編集を頑張りました!
私は昨日の放送中にそのインタービューを初めて見たのですが、英語でインタビューし、さらにまだ発表されてなかった「携帯対応」の予定を聞き出すなど、田中さんの名インタビュアーぶりにビックリです。

Jimdoというのは、2007年にドイツで創業された会社で、同名のJimdoというサービスは、ブログサービスなどと比較してもとても簡単にホームページが作れてしまうというサービスです。

創業者3人はまだ20代〜30代前半ということで、日本でのサービスにも力が入っているみたいで、これからも楽しみです。ドイツ本国では、学生の就職先としても人気なのだとか!

今後のサービスでは、Jimdoのテンプレートを作って配布できるPage Partnerというプログラムが始まったり、Jimdoを使っている人同士フレンド登録をしてつながったり、ソーシャルメディア的な活用にもはずみがつきそうです。


「そめトーク」のコーナーでは、クチコミ分析ツールやエージェントシステムを提供する株式会社ホットリンクの社長内山幸樹さんをゲストにおよびしました。

「クチコミ係長」という企業向けクチコミ分析ツールを開発され、最近では「ブームリサーチ」というソーシャルメディア&クロスメディア分析ツールに技術提供されている内山さんならではの興味深いお話が伺えました。

例えば、ブログやTwitterのクチコミから、企業の商品やキャンペーンの評価をどう分析するか。
ツールを使うと、ある事についてブログなどで語られていることがプラス評価が多いかマイナス評価が多いかある程度自動的に分かるのですが、それはシステムが「良い」「悪い」を表すキーワードを解析して結果を出しているわけです。でも同じ「ヤバイ」という言葉でもプラスとマイナスどちらの意味でも使うよね、それってどうやって判定するの?とかとか…。

Twitterの書き込みで、最近の新しい評価語「△」というのを教えてもらったりしたのも面白かったです^^(「内山△」で「内山さんかっけー(かっこいい)」と読むらしいです。なるほどー)


今回は内山さん効果か視聴者も多く、Twitterで質問や意見もいただきながらやり取りできて、より良い内容になったと思います。(twitterでの書き込みは #someken で検索したら見られます!)
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


次回は、ゲストに弁護士の鈴木知幸さんがいらっしゃいます。
知的財産権や著作権に詳しい鈴木さんに、ソーシャルメディア上での著作権の問題などお聞きしたいと思います。
Twitterでの140文字のつぶやきには著作権はあるのか?とか、ご質問があればぜひハッシュタグ #someken でTwitterに投稿をお願いします。

<次回放送>
 4月27日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitterのハッシュタグは #someken です。よろしく!



2010/04/15

『第9地区』

水曜日は映画の日、今週も敢行できました。

第9地区』を見てきました。

「新しいSF」とか「異色のSF」とかという前評判を聞いていたので、近未来SF好きな私としてはかなり期待していきました。
確かに、SFのイメージを変える作品かも。エイリアンがグロテスクなので、SFというよりはホラーっぽい?
見てて気持ち悪いシーンがいっぱいありましたが、終わってみると予想以上にズシンと重たい映画でした。

たまたま同じ場所を共有する運命になった集団同士(この映画の場合は人間とエイリアン)、最初のコミュニケーションがうまくいかないと、その後も溝は深まるばかりの負のスパイラルに陥っていく感じがよくわかり、それは現実の差別や紛争を思い起こさせていたたまれなかったです。

救いは、途中から出てくるエイリアンの子どものかわいらしさと、主人公の意外な強さ、かな。

2010/04/14

『そめけん!』4月13日第2回放送しました

昨晩、『そめけん!』の第2回目の放送をしました。
http://www.ustream.tv/recorded/6153821

※『そめけん!』はソーシャルメディア("そめ")を研究する番組として、徐々に盛り上がりつつあるソーシャルメディアのニュースや上手な使い方について、ソーシャルメディアを使ってみんなで考えていこうというもの。毎週火曜日の21時からUstreamを使って放送しています。

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1.そめニュース

先週金曜日の夜中にアメリカで行われたiPhone OS4.0の発表イベントを日本の中学生TehuさんがUstreamで実況中継し、2500人の視聴者を集めた、というニュースを取り上げました。

 その様子はアーカイブにも残っているので、こちらから見られます。
 
  http://www.ustream.tv/recorded/6045223

ちなみに、彼は中学生iPhoneアプリ開発者としても一部で有名で、ASCII.jpにインタビューが乗ってました。
  
中学生iPhoneアプリ開発者・Tehu氏の夢(ASCII.jp)
 
 http://ascii.jp/elem/000/000/507/507806/

Tehuさんはかなり先端を行っている方だと思いますが、まさにデジタルネイティブと呼ばれる世代が実行力をもってどんどん新しいことを始める時代がやってくるのですね。

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2.そめチャレ

小山典子ちゃんがアクトリーグの広報担当としてアクトリーグのファンが集まれるサイトを作りたい、ということで簡単にホームページが作れちゃうサービスJimdoを使ってサイト作成を始めました。

番組パーソナリティの田中さんはJimdoの「エバンジェリスト」に任命されたそうです!Jimdoについては田中さんにおまかせ!ということで、きっと素敵なファンサイトができることでしょう。

また、田中さんはこの放送の前日に来日していたJimdoの創業者たちにもインタビューしていて、その様子も近々お見せ出来る予定です。

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3.そめトーク

ヒットコンテンツ研究所代表、デジタルハリウッド大学院教授の吉田就彦さんに登場していただき、「一億総言いたい病、聞きたい病」について語っていただきました。

個人個人が情報を受発信する時代になって、みんなが「何か価値のあることを言わなきゃ」という脅迫観念にとらわれてるんじゃないか、自分で判断する前に「情報を検索しなきゃ(聞かなきゃ)判断できない」という文化に染まってしまっているんじゃないか、という問題を「言いたい病、聞きたい病」と表現されているのだと理解しました。
AISASじゃなくてASIAS(とりあえず先に検索する)だよね、というような話も飛び出しました。うーん、そうかも。すごく興味があるかどうかに関わらずとりあえず検索しますね。

そういう意味では、私もその病にかかっているひとりですが、田中さんは「聞きたい病」はそれほど重くなくて、自分の感覚で飛び込んでいくタイプみたい…。
私は「趣味=検索」というくらい、事前に調べてから現場に赴いたり人に会ったりするタイプ。それができる現代って、本当に便利だなー、情報があふれるネット大好き!と思っているのですが、ネットの情報に流され過ぎると危険だよ、という警告を受けたような気がします。

確かに、ネットの多数派の意見が自分にとって必ず有用とは限らない、もしかしたら意図的に操作されている可能性もある。そういったものに囚われて見るべきものが見えなくなってしまわないためには、「人間力」が肝心、とのこと。
うーん、深い話になりました。じゃあ、人間力ってどうやって育てるの? 人間力がある人はどういうふうにネットを利用するの?というあたり、時間があればもっと聞きたかったです。

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全体を通して。

2回目だったので、前回以上に課題も見えてきました。

<音の問題>
声が非常に聴きづらかったようです。アーカイブの映像を見る限りはそんなことないかな、と思うのですがリアルタイムで流している時とアーカイブとでは全然違うんですかね?
次回はマイクの使い方等、工夫します。

<Twitterでの意見>
今回もTwitterで意見をもらいながらやっていたのですが、個人的に2つ反省点が。

  • Twitterのタイムラインを読んでますよ、ということを、番組パーソナリティからアピールすることが少なかった。
    例えば「音が聞こえない」などの書き込みは「そのフィードバック、受け止めました」という意思表示がもっと必要だったなぁ、そうじゃないと見ている人には、せっかく言ってるのに伝わっているかどうか分からない、という状態になりますよね。(実際は番組パーソナリティも、撮影しているスタッフも書き込みは見て調整は試みているのですが、テレビ番組じゃないので、もっと「調整している」という裏側が見えてもいいのかも)
  • Ustreamからの書き込みのうち、ハッシュタグ「someken」が付いてない書き込みを拾えなかった。
    私たちはTwitterで「#someken」が入った書き込みだけを見ていたのですが、後で確認したらUstreamの画面から書き込んでくださったTweetの中にはハッシュタグがついていないものもあったので、それに気づかないまま終わってしまいました。書き込んでくれた方に申し訳ない…。
    これはUstreamの設定次第だと思うので次回は改善できるでしょう。

<内容>
終了後もTwitterで意見をいただいたりして、ソーシャルメディアを研究する、ということで期待して見てくださってる人が喜ぶ内容になっているかな、ということを改めて考えました。
実践できるノウハウとか、思わず議論に参加したくなっちゃうような課題、とかを取り上げていくと面白いだろう、と自分では思ってるんですが、ここはまだまだソーシャルメディア研究会メンバーでの検討をしていかなければいけないところです。

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次回は、ゲストにホットリンク代表取締役社長、デジハリ大学院客員教授の内山幸樹さんがいらっしゃいます。
私もデジハリで講義を受けていたことがあるのですが、Webのコミュニティやクチコミの分析などにとても詳しい方で、かつ話が面白いので、すごく楽しみです!

<次回放送>
 4月20日(火)21時から約1時間
 
http://www.ustream.tv/channel/someken
 Twitterのハッシュタグは #someken です。よろしく!

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